※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
デンマークのメロディアス・ハード・ロック ・バンド、スキャガラック(SKAGARACK)のシンガー、トーベン・シュミット(Torben Schmidt)が、1991年にリリースした1枚目のソロアルバム『A Bit On The Side』の10曲目に収録。
先日スキャガラックの最新作を取り上げて、今ひとつ出来に納得しない気持ちをレビューしましたけど、その反動でトーベン・シュミットが90年代初頭にリリースしたデビューソロ作を久々に聴きたくなってしまいました〜。
スキャガラック30年ぶりの最新作は、トーベンがしっかりと中心になって作られていますが、そのトーベンが90年代に入ったスキャガラックと並行で作り上げたのが、本ソロ作でした。こちらもすでにリリースから30年以上が経過していますね。
バックにはデンマークのミュージシャンを複数従えているのに加え、ヨーロッパのギタリストだったキー・マルセロが、数曲に渡り参加しているのがセールスポイントですね。本国デンマークではエピックからのリリースですが、日本ではビクターから翌年に後追いでリリースされました。
サウンドの方は、マルセロが参加していることもあり、ハードなギターがフィーチャーされ、メロハーというよりも80sのヘアメタル風味の曲調が中心になっています。スキャガラックのような煌びやかさこそないものの、それを彷彿とさせるメロディアスな楽曲も散見されます。何よりソロ作だけに、メロディアスな楽曲を歌わせるとピカイチなトーベンのボーカル力と、芳醇な歌声の魅力を再認識できるでしょう。
今回ピックアップした「Same Old Song, Same Old Story」は、エッジの効いたキャッチーなリフが心地よい、爽快なフィーリングを持ったメロディアス・ハード・ロック・チューンです!マルセロの参加楽曲ではないものの、TNTの「Intuition」を彷彿とさせる快活さが光っており、ポップなフィーリングが心を踊らせてくれますね〜。
ぜひ、一度聴いてみてください!