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【楽曲紹介】 ニヴァ(NIVA)「Never Too Late」

※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!

 

スウェーデンのメロディアス・ハード・ロック ・バンド、ニヴァ(NIVA)が、2013年にリリースした3枚目のアルバム『Magnitudeの1曲目に収録。

 

ライオンズ・シェア等でも活動した北欧の実力派メロハーシンガー、トニー・ニヴァによる自身の名を冠したニヴァ。2000年代以降の北欧メロハーを語る上では、重要なバンドのひとつでしょう。コンスタントに作品をリリースし始めたのは2010年代以降ですが、その歴史は90年代に遡ります。

 

お馴染みゼロコーポレーションから、デビュー作『No Capituration』がリリースされたのが1994年でした。トニーに加え、のちにミーン・ストリークなどで活動するピーター・アンダーソン(B)、ヨーロッパのイアン・ホークランド(Ds)らがメンバーとして名を連ねました。

 

ここでは今に繋がるメロディアスさはそれなりにあるものの、やはり時代性を投影したヘヴィネスな要素も盛り込まれており、メロハーとしては中途半端な印象は否めません。ちなみにこの時のバンド名のカタカナ表記は「ニーヴァ」でしたね。

 

それから約17年後、あくまでもトニーを中心にメンバーを一新、新作として日本発売されたのが『Gold From The Future』でした。これがびっくりするほどメロディ充実の快作に仕上がり、一気にメロハーマニアの注目を集めました。

 

さらにメロディアス度を高めて送り出されたのが本作でした。程よく透明感のあるクリアなプロダクションの中で、極上のメロディとポップセンスが躍動する様は、北欧メロハーを愛するものなら堪らないでしょうね。トニーの力強く伸びやかなボーカルパフォーマンスにも磨きがかかり、もし80年代当時にリリースしていたらメジャー級になったのでは?と思わせるほどの仕上がりになっています。

 

今回ピックアップした「Never Too Late」は、オープニングを飾るに相応しい、ハードエッジなアレンジとストロングで美しいメロディが絶妙なバランスを放つ、良質なメロディアス・ハード・ロック・チューンです!

 

いわゆるボン・ジョヴィ・シンドロームの延長戦上にある曲調ですが、北欧メロハーらしい透明感を加味しながら、強烈なフックを持つサビメロの破壊力は抜群ですね~。この曲に限らず、ソングライティングのレベルの高さは特筆ものでしょう。

 

この後も続々とリリースを重ねていきましたが、いずれも素晴らしい作品なので改めて紹介していきたいですね。

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Never Too Late

Never Too Late

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