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【楽曲紹介】 エレクトリック・エンジェルス(ELECTRIC ANGELS)「Live In the City」

※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル系を紹介していきます。

 

アメリカのハード・ロック・バンド、エレクトリック・エンジェルス(ELECTRIC ANGELS)が、1990年にリリースした1枚目のアルバム『Electric Angels』の2曲目に収録。

 

89年から西海岸LAで始動したエレクトリック・エンジェルスは、キャンディの残党であるライアン・ロキシー(G)ら3人に、ニューカマーのシンガー、シェーンを加えて結成されました。キャンディはのちにガンズ・アンド・ローゼズで活動するギルビー・クラークが在籍したバンドとして知られてますよね。

 

バンド名もキャンディのデモ名から取られたようで、個人的には語感が似てるからか?ロック・シティ・エンジェルスとなぜか混同してしまいます(笑)。結成後は活動拠点をニューヨークに移し、アトランティックレコードと契約を果たしました。

 

早い段階でメジャーアクトになったのはバンドの評価が高かった証でしょうけど、それだけに色んな有名アーティストからも注目を集めています。結成当初は、キッスのブルース・キューリックがプロデュースしたほか、ジョン・ボン・ジョヴィはお気に入りバンドとして推薦コメントを寄せています。ボン・ジョヴィの「Bed of Roses, Bed of Nails」はロック・シティ・エンジェルズの「True Love and Other Fairy Tales」をトリビュートしたものだとか。

 

鳴り物入りでリリースされたメジャーデビュー作は、ロンドンで伝説のトニー・ヴィスコンティにプロデュースされました。ジャケットのアー写からは、グラム、バッド・ボーイズ・ロックンロール系の色合いもありつつも、かなりポップなメロディが耳を惹きつけ、個人的には真面目なポイズン(笑)といった印象を受けますね〜。

 

今回ピックアップした「Live In the City」は、アルバム中で最も勢いのある、キャッチーでノリの良いハード・ロックンロール・チューンです!ドゥービー・ブラザーズの「China Grove」風のギターカッティングが心地よく、安心して彼らのロックに身を任せられます。

 

良曲満載でこのハイクオリティなら、間違いなく大ヒットを狙えたはずなんですが、迫り来るオルタナグランジの波にはどうにもならず、、残念ながら1枚だけを残してシーンから消えてしまいました。

 

後年リリースされた2枚目に「Lost In Atrantic」と名付けたのは、彼らの気持ちを表しているようですね。ストリーミングでも聴けますので、積極的に再評価したいバンドのひとつです!

 

ぜひ、一度聴いてみてください! 

Live In the City

Live In the City

  • Electric Angels
  • メタル
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes