※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
カナダのメロディアス・ハード・ロック・バンド、ハネムーン・スイート(HONEYMOON SUITE)が、1984年にリリースした1枚目のアルバム『Honeymoon Suite』の2曲目に収録。
81年にオンタリオのナイアガラフォールズ(あのナイアガラの滝のあるところですね〜)で結成されたハネムーン・スイート。80sのカナディアンHM/HRを愛するものにとって忘れられないバンドですが、日本盤もリリースされていたにも関わらず、日本のHM/HRファンには今ひとつ認知度が低い感は否めません。。
はっきりした原因はわからないですけど、トライアンフに代表されるカナダのバンドあるあるな、言われなき過小評価とイメージの影響があるのかもしれませんね。また、平均をクリアした楽曲が多いとはいえ、必殺のキメ曲を挙げにくい点や、ヴォーカルを含め少々キャラの個性に乏しい点も痛手だったのかもしれません。
一方、本国カナダでは作品によりチャートのTOP10に入るヒット、トリプルプラチナムのセールスを記録し、全米マーケットでもTOP40入りを果たすなど、知名度はもちろん十分な実績も積んできました。
特に2枚目のアルバム『The Big Prize』は、のちにボン・ジョヴィでその名を轟かせるブルース・フェアバーンがプロデュースし、同郷のラヴァーボーイと並びボン・ジョヴィへと通ずる作品づくりの礎となりましたね。
その2枚目は高品質な作品ですが、今回は洒落れたセンス抜群なジャケットが気に入っている、デビュー作から敢えて取り上げてみました〜。ハード・ロックをベースにしながらも、いかにも80sの洋楽テイストを色濃く感じさせる、かなりエレクトリックでポップな楽曲が散見されるのが特徴です。
今回ピックアップした「Burning In Love」は、ポップで哀愁を湛えたメロディが乱舞する、良質なメロディアス・ハード・ロック・チューンです!サビメロとコーラスのフックも強めでなかなかのものです。
うっすらと聴こえるキーボードの味付けもメロハー風味抜群で心地よいですし、結構泣きまくりで大フィーチャーされている味わい深いギターが個人的にはツボですね〜。本国ではシングルとしてもリリースされました。
ぜひ、一度聴いてみてください!