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【楽曲紹介】スラッシャー(THRASHER)「Widowmaker」

※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!

 

アメリカのヘヴィ・メタル・プロジェクト、スラッシャー(THRASHER)が、1985年にリリースした1枚目のアルバム『Burning at the Speed of the Lightの3曲目に収録。

 

タラスの復活作レビューからの流れで、ここ数日はビリー・シーン関連の作品をご紹介していますが、今回は懐かしのスラッシャー・プロジェクトをいってみましょう!

 

LAメタルベイエリアスラッシュに代表される、アメリカ西海岸が何かとメタルシーンで注目される中、対抗するように東海岸からもより硬派でクールな雰囲気を湛えたバンド群が数多く登場しました。

 

そんな東海岸系アーティストの重要人物、ロッズのドラマーであるカール・ケネディが、ギタリストのアンディ・マクドナルドとともに、ビリーに加え、アンスラックスのダン・スピッツ(G)、ダン・ビーラー(Vo)、ヴァージン・スティールのジャック・スター(G)、ライオットのレット・フォレスター(Vo)、ヘルスターのジェイムズ・リヴェラ(Vo)、HSASのケニー・アーロンソン(B)他、多数の東海岸人脈のアーティストを集めて作ったのがこのプロジェクトでした。

 

音楽的にはタイトルから連想されるスラッシュ・メタル系の作品ではなく、正統派のメタルをベースにした音楽性になっており、プロジェクトにありがちな散漫なイメージにならずに、楽曲のタイプは様々なものの、ビシッと真の通った硬派なメタル作品に仕上がっています。

 

今回は勿論、ビリーの参加した楽曲の中から、2バスで全編押し捲る疾走メタルチューンの「Widowmaker」をピックアップしました!ビリーは3曲参加していますけど、これが一番ビリーらしさ全開のプレイを披露しています。

 

というのも、楽曲の雰囲気からリフやサビのメロディまで、タラスの「Shy Boy」の別ヴァージョンかい!と言いたくなるほどそのまんま(汗)なんですね〜。むしろこっちの方がかっこいいかも思えるパートが盛り沢山で、特にアンディの弾きまくるリードギターとビリーの強烈なリードベースの掛け合いは一聴の価値あり!ヴォーカルはT.K.Oのブラッド・シンセルが担当しています。

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Widowmaker

Widowmaker

  • Thrasher
  • メタル
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes