※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル/R&R系を紹介していきます。
アメリカのハード・ロック・バンド、ラット(RATT)が、2024年に11月8日にリリース予定のアルバム『Out Of The Cellar (40th Anniversary Edition) 』の11曲目に収録。
言わずと知れたLAメタルムーブメントを代表するラットのメジャーデビューアルバム『Out Of The Cellar』。1984年のリリースでしたので今年で40周年を迎えるんですね。当時の発売日に「情欲の炎」と邦題がつけられた日本盤のLPを購入し、そのゴージャスで若々しさ漲るサウンドに、メタルの未来を感じたものです。
アルバムは全米7位にランクインし、全米だけで300万枚のヒットを記録。日本でも人気を博して、女性メタルファンを増やすことに多大な貢献したと言えるでしょう。時が経つのは早いものですが、アニバーサリーイヤーに、40周年エディションが登場しました〜。
その目玉が今回ピックアップした当時の未発表曲「Reach For The Sky 」でしょう!ストリーミングでは10月11日にシングルとして解禁されました。1988年の4枚目のアルバム 『Reach For The Sky 』と同じタイトルですね。
その曲調は、『Out Of The Cellar』で受けた感触そのもの!ボー・ヒルのプロデュースによる「あの」サウンドプロダクションに彩られた、典型的なラットンロール全開で、思わず嬉しくなります。
ミッドテンポで決して派手な曲調ではないですし、当時発表されていたら並の1曲だったかもしれませんけど、「これが聴きたかったんだよなあ〜」と思わず膝を叩きたくなる貴重な音源ですね〜。この音像や空気感はこの時代だからこそなし得たものなんでしょう。
スティーヴンのハリのある声、ホアンとボビーによるラットンロールの真髄と言うべきグルーヴ、ウォーレンの弦飛びフレーズなどなど、盛り込まれたトレードマークのどれも最高なんですが、楽曲も共同で手がけたロビン・クロスピーの存在の大きさを改めて実感させられます。
ちなみに限定盤は赤と黒のカラーヴァイナルと、「Reach For The Sky 」のオレンジの7インチ、限定CDフォーマットでリリースされるようです。それまでは未発表曲をリピして堪能したいですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!