※80sを象徴する音楽、産業ロックのあれこれを紹介していきます!
アメリカのロック・バンド、 ジャーニー(JOURNEY)が、1981年にリリースしたライヴアルバム『Captured』の17曲目に収録。
3連休は気持ちの良いお天気で青空が広がっていますけど、澄んだ青い空を見上げると、ついつい脳内再生されがちな曲があります。それが今回ピックアップした産業ロック風味のメロディアスなハード・ロック・チューン「The Party's Over (Hopelessly in Love)」です!
今から40年以上前、スティーヴ・ペリー作によるジャーニーの楽曲で、当時シングルカットされましたね。その時の邦題が「ブルースカイ・パーティ」だったのは、ファンならずとも周知の通りかもしれません。
邦題といえば、漢字の入った日本語に置き換えるのが普通なので、カタカナの邦題の方が比較的珍しいかと思います。イントロの一風変わったニールのギターフレーズと、引っ掛けるようなリズムパターンで始まりますが、歌が入ってからの曲調はスカッと爽快そのもの!
心がウキウキ踊るような感覚を与えてくれますね。突き抜けるようなスティーヴのハイトーンボイスをフルに活かしたメロディは、キャッチー&ポップで、何度も繰り返されるのも相まって、すぐに口づさみたくなるほど脳裏に刻まれます。
本来カタカナ表記なら「パーティーズ・オーバー」だったのを「ブルースカイ・パーティ」にしたのは、曲調にぴったりハマって実にお見事!実は、この曲の英語の原題が「Blue Sky Party」だと、かなりの長い期間勘違いしてたくらいです(笑)。それはともかく、青空のもとで聴くのがドンピシャな楽曲なので、外で聴いてみるのをオススメしたいですね〜。
「The Party's Over (Hopelessly in Love) 」はスタジオ収録曲ですけど、ジャーニー初のライヴアルバムの最後に、こっそり入っていたのもイレギュラーな扱いでした。例えばキッスの『Alive Ⅱ』なんかも2枚組のB面がスタジオ曲というパターンでしたよね。
本ライヴ作を最後にグレッグ・ローリーが脱退。次作にしてメガヒットアルバムの『Escape』に繋がっていくわけなので、区切りの1曲としての意味合いも感じられるでしょう。
ぜひ、一度聴いてみてください!