※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
大阪のジャパニーズ・メタル・バンド、44MAGNUMが1983年にリリースした、デビューアルバム『Danger』の8曲目に収録。
80年代前半のジャパメタムーブメントの中で、一番破竹の勢いを感じさせたバンドが、44MAGNUMでした。インディーズからメジャーデビューに向けてのシーンの期待感は、もはや現象と呼べるものでしたね。
84年に日比谷野音で行われた「ミュージックウェイブ84」に出演した模様が、NHKで放映された時、度肝を抜くライヴパフォーマンスに加え、ブリーチした髪とレザーに身を包んだ、Mötley Crüeの如きメンバーの風貌もインパクト絶大でした。
客席も今のおじさんメタラーと違って(笑)若者ばかりで、盛り上がりぶりもハンバなかったことを強烈に記憶しています。この頃は普通に地上波で、色んなジャパメタを普通に見ることができたいい時代でしたね〜。
さて、今回ピックアップした「At Last I'm A Free Man」は、44MAGNUMの人気曲の陰に隠れてあまり言及されない楽曲ですが、個人的に、44MAGNUMでは3本指に入る好きな曲です。
何と言っても、このスリリングなムードを漂わせたJimmyのリフがクール!Banのベースラインがユニゾンで攻める一体感がカッコいいし、Joeのタイトなドラミングも、まだ10代とは到底思えません。
”もう疲れたぜ〜、お前みたいな女〜”と強烈な言葉で始まるPaulのヴォーカルや歌詞も、曲、というかバンドのイメージにどんぴしゃでハマってます。タイトルも直訳で、”ついにオレは自由人〜!”ですかね。よほど性悪女に好かれてしまったのでしょうか(笑)
そういえば、このアルバムのレコーディングで、JimmyがJohn Sykesのギターサウンドを必死に真似ようとしたことが、当時のロッキンFとかに載ってました。正直あまり似てるとはいえないものの、勢い一発!みたいなギタープレイは Sykes同様に十分刺激的です!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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