※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
日本のハード・ロック・バンド、 レイジー(LAZY)が、「ULTIMATE LAZY for MAZINGER」名義で2009年にリリースした、シングル『感じてKnight』の1曲目に収録。
80年代のジャパメタムーブメントの始まりを告げたのは、ラウドネスのデビュー以前に、レイジーの名作『宇宙船地球号』のリリースだった、と考えるジャパメタファンも多いでしょう。1曲目「Dreamer」のスージーこと高崎晃が奏でるエディ・ヴァン・ヘイレンを彷彿とさせるフランジャーの響きは、ジャパメタの夜明けを感じさせるのに十分な衝撃でした。
『宇宙船地球号』のリリースは80年12月でしたが、その直前の80年8月にリリースされたのがシングル『感じてナイト』でした。筆者にとっては、この曲を当時歌番組で聴いた時の衝撃の方が大きかったですね。
レイジー自体はデビュー当時から、アイドルグループとして歌番組に出ていたのをおぼろげながら記憶していて、「赤頭巾ちゃん御用心」とか、フライングVを持って踊ってる姿や曲も含めて、正直なんだか悪いなあ(スミマセン。。)と思って見ていました。
そんなレイジーが『感じてナイト』で突然、ヘヴィ・メタル風の雰囲気を前面に押し出してきたのには、驚きとともにかっこ良くなった!と素直に感じたものです。水谷公生の作曲ということで、楽曲自体は歌謡曲っぽいですけど、むしろアイドル、歌謡曲時代とメタル時代の狭間で、両者のいいとこ取りの要素に溢れていて、個人的にはレイジーで一番好きな楽曲ですね〜。真の意味でのジャパメタ夜明けの1曲!かもしれません。
原曲の方はストリーミング解禁されていないので、、今回は後年に再結成後、ポッキーこと井上俊次のレーベル、ランティスからリリースされた、リレコーディングヴァージョンの「感じてKnight」をストリーミング上で見つけたので、ピックアップしました〜。キーこそ下がっているものの、原曲のイメージはしっかり残ってますし、ミッシェル(影山ヒロノブ)が歌っているだけで、もうレイジーの世界です!
奥田民生、斎藤和義と、レイジー好きを公言する二人がゲスト参加と、こちらも注目ポイントでしょう。カップリング曲は、ファニー(田中宏幸)、デイビー(樋口宗孝)の生前のライヴ音源を使用したとのことで胸熱ですね〜。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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