これぞ80s!のイメージなヘア/グラムメタル系を紹介していきます。
オランダのグラム・ハード・ロック・バンド、SLEEZE BEEZが1990年にリリースしたアルバム『Screwed Blued & Tattooed』の4曲目に収録。
SLEEZE BEEZは、これまでにアルバム4枚のライヴ作2枚を発表していますが、彼らの名を広めたのが、何と言っても『Screwed Blued & Tattooed』ですね。アメリカ市場でもそこそこ受け入れられて、オランダのバンドながら、ビルボード115位まで上昇しています。
今回ピックアップしたシングル「Stranger Than Paradise」は、アメリカのロックチャートで21位まで上昇して、MTVでもPVがローテーションされました。このおかげで、次作はメジャーのアトランティックとの契約を獲得しています。
日本でも筆者同様に、この曲でSLEEZE BEEZを知った人がほとんどでしょう。というか、それ以外の印象が全くありません(汗)。。逆に言えば、よくも悪くも変哲のないロックンロールチューンの中で、1曲だけ抜きん出ていたんですね。
デフレパ風の静かに抑え気味のAメロから、一気にサビの激キャッチーなメロディに移行する展開が、聴くものに高揚感を与えてくれますね〜。ライヴアルバムになった、95年の日本公演でも最後に演奏されています。
そう言えば、この来日公演が、RAVENとSLEEZE BEEZという、カオス的なカップリングでした(笑)。当時の日本で同じレーベルだった、という大人事情だけですが、2バンドだけでこの異種格闘技戦的なライヴは今では考えられず、ある意味激レアでした〜。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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