※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます。
アメリカのメロディアス・ハード・ロック・バンド、シグナル (SIGNAL)が、1989年にリリースした1枚目のアルバム『Loud and Clear』の1曲目に収録。
メロハーファンには大人気のシンガー、マーシー・フリーが、キング・コブラ以降、アンルーリー・チャイルド以前に加入したのが、このシグナルです。アルバム1枚しか残していないので、ある意味では、幻のバンドと言えるでしょうね。
ただし、マーシー・フリーの素晴らしいソロ作を除けば、このシグナルが一番の作品にも思えます。アンルーリー・チャイルドのファーストなんか、今日本盤のCDが、中古市場ですごいプレミアがついてて仰天します。しかしながら、そんな値段出すんなら、まずはこのシグナルを聴いた方がいいと思います(笑)。
とにかく、アルバム冒頭から爽快極まりないキャッチーな高品質メロハーが炸裂!当時輸入盤をよくわからずに買って、期待せずに聴くと、1曲目から大当たり!ですから、思わず自分を褒めたくなりました(笑)。というわけで、今回ピックアップしたのも、その楽曲「Arms of A Stranger」になります。
マーシー・フリーの”メロハーを歌うために生まれたであろう歌声”も、とにかく心地よいですし、メロディの強いフックもお見事ですね。メジャーのEMIからだけに、ケヴィん・エルソンの創り上げたサウンドも、ジャーニーなど、産業ロックの一流どころに劣らず、実にゴージャスな仕上がりですね〜。
もっとも、1曲目が良過ぎて正直言うと、他の曲がかなり霞んで聴こえてしまうのが痛い(汗)。ストリーミングなら、あえて全部聴く必要はないので(笑)、まずは冒頭だけは抑えておきたいところです!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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