【楽曲紹介】ワーク・オブ・アート（WORK OF ART）「Can't Let Go」

※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます。

スウェーデンのメロディアス・ハード・ロック・バンド、ワーク・オブ・アート（WORK OF ART）が、2014年にリリースした３枚目のアルバム『Framework』の4曲目に収録。

先回に続きスウェーデンものですが、ぐっと時代が飛んで、最近のバンドになります。2000年代以降に登場した、貴重なメロハーバンドの中でも、特に大好きなのがこのワーク・オブ・アートです。アルバムを４枚出しており、２枚目とこの『Framework』は、問答無用の全メロハーファン必聴アルバムですね！ただし、最新作はプロダクションがしょぼくて、楽曲の質がも含め若干下がり残念でしたが、、、。TOTO大好き！的なデビュー作もなかなかのクオリティです。

このバンドの肝は何と言っても、ヴォーカルのラーズ・サフサンドと楽曲を手がける中心人物のロバート・サールでしょう。ラーズの透き通るような美声と、ロバートのツボを得過ぎたソングライティング力の見事なこと！

メロハーの全てをわかりきった優れた才能に、末恐ろしいものを感じます。ラーズはもう一つ、ライオンヴィルというバンド（プロジェクト）を兼務していますが、こちらでも極上の歌唱を聞かせてくれます。

全曲必聴的なアルバムの中で、今回ピックアップした「Can't Let Go」は、メロディ、パフォーマンス、アレンジ、そしてサウンドプロダクションと、全てにおいて完璧なメロハーチューンです！

心の中の汚れや闇をスッキリ洗ってくれそうな（笑）、極上の爽快感と感動が味わえること必至でしょう。2000年代以降のメロハーでは、個人的に3指に入る素晴らしい楽曲だと、自信を持ってオススメできます！

フロンティアーズレコーズだけに、プロジェクト的な匂いは否定できないものの、単発のライヴはやっており、YouTubeでもみることができますね。音源でのイメージを壊さない優れたパフォーマンスなので、こういったバンドこそ、日本に来日してれないかなあ。

ぜひ、一度聴いてみてください！