※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、アイスド・アース (ICED EARTH)が、1991年にリリースした2枚目のアルバム『Night of the Stormrider』の1曲目に収録。
デビュー作の30周年エディションが最近発売されたことで、アイスド・アースが登場して、もう30年も経ったのか〜と、改めて思った次第です。正直デビュー作を聴いた時は、何の変哲もないメタルバンド、程度の感想しかなかったんですが(汗)、フロリダの名門モリスサウンドスタジオで創られた、この次作『Night of the Stormrider』で、突如別バンドのようにレベルアップしたのを、驚いた記憶があります。
その象徴が、今回ピックアップした「Angels Holocaust」でしょう。初めて聴いた時、シンフォニックかつ、オペラティックなアレンジが冴え渡る、劇的なイントロが炸裂した瞬間に、おお〜っ!と、脳天からやられましたね〜。演奏もタイトさを増して、段違いにクオリティが上がったメタルが展開されます。ちなみにこの曲は、2曲目の「Stormrider」と繋がっており、続けて楽しんだ方がいいかもしれません。
ジョン・シェイファーの刻む、スラッシュのエレメントを放散したザクザクの細かいリフが、なんともクールですね〜。様々な楽曲の随所に登場するだけに、アイスド・アースのサウンド面でのトレードマークのひとつと言っていいでしょう。
アイスド・アースは、ティム・リッパー・オーウェンズのヴォーカル時代、2004年に来日が決まっていながら、直前で中止となり、結局、残念ながら日本に上陸していません。筆者は10数年前に、ヨーロッパで アイスド・アースの単独ライヴを運良く体験しましたが、想像以上に素晴らしいショウで、音源での印象以上に、彼らが一流の正統派メタルバンドであることを理解できました。ぜひ今後改めて.来日を実現させてほしいと願います!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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