※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!
イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、 ホロコースト(HOLOCAUST)が、1981年にリリースした3枚目のアルバム『The Nightcomers』の7曲目に収録。
スコットランドのエジンバラ出身のホロコーストは、NWOBHMマニア御用達のバンドで、やはり彼等もメタリカによって再発掘、評価されたことが何より大きかったでしょう。
メタリカが87年の『The $5.98 E.P. – Garage Days Re-Revisited』で「Small Hours」をカヴァーし、ラーズが90年に企画したNWOBHMのコンピレーションでは、「Death of Glory」がセレクトされました。
面白いのが、後年になってメタリカの「Master of Pappets」を、ホロコーストが逆カヴァーしてる点です。意外と違和感がなくて、メタリカの中にお馴染みのダイヤモンド・ヘッドのみならず、様々なNWOBHMのDNAが流れてるんだなあと、改めて実感しましたね。
ホロコースト自体は、77年から活動を続け、代表作は『The Nightcomers』ですが、紆余曲折を経つつ、最新作が2019年!リリースと絶賛活動中なのは驚かされます。
今回はメタルタイトル括りということで、「Heavy Metal Mania」をピックアップしました!80年に7インチで発表されたヴァージョンと異なり、好みも分かれるところでしょうけど、マニアでない筆者にとってはアルバムヴァージョンの方がしっくりきますね〜。
イントロや途中のツインでの展開など、ひと捻りしたギターフレーズが実に印象的で、メタリカに影響を与えているのが良くわかります。どんよりとした陰影のある、ダークな雰囲気を漂わせたヘヴィ・メタルは、未だNWOBHM当時の空気を真空パックして運んでくれるようですね。
そして、メロイックサインが浮かんでくるような、シンガロングできるサビは、歌詞も含めて濃いメタルの世界観ですよね。ストリーミングでは歌詞も見れますので、聴きながらチェックしてみるのもオツかもしれません!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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