※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
日本のヘヴィ・メタル・バンド、ガルネリウス(GALNERYUS)「Carry On」が、2010年にリリースした6枚目のアルバム『Resurrection』の3曲目に収録。
ガルネリウスも今年で結成20周年になりますか〜。ちょうど20年前に大阪で観たイベントライヴが、彼らにとっての初ライヴだったと思います。たくさんバンドが出たので、正直あまり記憶がないんですけど(汗)、Shuはすでに凄まじいギターを弾いていましたし、その後出た2曲入りの初音源も含め、関西のメタルシーンからイキのいい若手が出てきたなあと、素直に思いましたね〜。
そこから、メジャーデビューしてあれよあれよと作品を重ね、さらに飛躍というタイミングでヴォーカルのYAMAーBが脱退。日本には良いメタルヴォーカルを探すのがなかなか大変なので、どうするのかと思いきや、まさかの小野正利のゲストからの加入は、マジで驚愕させられました。
ジャパメタバンド、フォート・フラッグでのキャリアは知っていたものの、すっかりJ-POPシンガーとしての地位を築いていましたからね。まさかメタルを再び歌うとは想像できませんでした。
何より、YAMAーBとはそれほど年齢が離れていないとはいえ、さらに1世代前のメンバーを入れるのは前代未聞でしょう。ベテランバンドが年齢の若いメンバーを迎えるケースは、多々ありますけど、その逆をやるとは本当に驚かされました。
結果的にその選択が大成功し、バンドサウンドのクオリティが数段上がったのは間違いないですし、セールス的にもさらに上向いて、今ではジャパメタシーンの中核をなす代表バンドと言っても過言ではないでしょう。
今回ピックアップした「Carry On」は、そんな小野正利を迎えての第一弾作から、一撃必殺のメロスピチューンです!前曲からメドレー形式で繋がる展開ですが、ど頭の小野正利が繰り出すハイトーンスクリームで、一気にアドレナリンが噴出すること間違いなし。メロディやコード進行など、全てにおいてよく練り上げられていて、彼らの楽曲の中では最も好きな神曲ですね〜。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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