※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます。
スウェーデンの女性ロック・シンガー、エリカ(ERIKA)が、1991年にリリースした2枚目のアルバム『In the Arms of a Stranger』の6曲目に収録。
当初“エリカ・マルムスティーン”として、HM/HRシーンでその名を轟かせたエリカ。実際にイングヴェイ・マルムスティーンと結婚していたのは、91年〜92年の短期間(やはり、、、)だったそうですが、あの”イングヴェイのカミさん”という、想像するだけで大変そうなポジション(汗)は、我々に大きなインパクトを与えましたね〜。
デビュー作の『Cold Winter Night』には、結婚前のイングヴェイ自らが参加しており、アツアツぶりを見せつけてくれたワケですけど、ジャケット写真で披露された美貌にも注目が集まりました〜。さすがあのイングヴェイがメロメロ(死語?)になるハズだなあと。
そんなイングヴェイの助けを借りずに、一人のアーティスト、エリカとして飛躍したのが、この2枚目になります。北欧メロハー風味を醸し出しながらも、よりスウェディッシュ・ハード・ポップにシフトしたキャッチーな作風は、とても耳障りの良い楽曲がたっぷり収録されていて、万人にアピールする魅力を放散していました。金髪美女ぶりを最大限にアピールしたジャケット写真もセクシーで、文句なしでイイですよね〜。
今回ピックアップした「In the Arms of a Stranger」は、北欧メロハーの定石と言える要素に、キャッチーで軽やかなポップフィーリングを加味した、極上のロッカ・バラードです!フックの強い印象的なサビメロと、切なさの中にフィメールシンガーならではの色気を感じさせてくれる、エリカのヴォーカルパフォーマンスが、夢見心地へと誘ってくれるでしょう。
エリカはこの後、メロハー色を薄めていき、よりガールズ・ポップ、ガールズ・ロック風のサウンドへとシフトしていきます。近年も精力的にアーティスト活動しており、すっかり美魔女的な貫禄あるルックスに変貌しましたが、北欧メロハー風の作品にも、またいつかチャレンジしてほしいですね〜。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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