※タイトルに「METAL(メタル）」のワードが入った楽曲を紹介していきます！
カナダのハード・ロック・バンド、 ヘリックス（HELIX）が、1983年にリリースした3枚目のアルバム『No Rest for the Wicked』の3曲目に収録。
前回ご紹介したキック・アクスに続き、カナディアン・ロック・シーンからヘリックス登場です。 バンド結成は74年で、なんと今だに現役続行中の大ベテランですね。オリジナルメンバーは亡くなったメンバーも複数いて、現在はシンガーのブライアン・ヴォルマーのみが在籍しています。
これだけの歴史を重ねたバンドにも関わらず、日本では前述のキック・アクスと状況が似ており、どこか煮え切らないイメージがあるのも事実でしょう。筆者もヘリックスといえば、84年の最大のヒット作『Walking the Razors Edge』くらいしか、正直言ってあまり記憶にありません（汗）。この作品とて、日本では当時ほとんどオミットされていましたからね。
今回はメタルタイトル括りで、メジャーデビュー作となるアルバムに収められた「Heavy Metal Love」をピックアップしてみました！いやあ、清々しいほどにストレートなメタル愛が伝わるタイトルですね〜（笑）。
ゴリゴリのメタルチューンが飛び出すかと思いきや、AC/DCやキッスを彷彿とさせる（むしろクロークスっぽい？）ミッドテンポのシンプルなハード・ロックンロール・チューンが流れ出し、ちょっと拍子抜けするかもしれません。
代表曲「Rock You」辺りもそうですけど、こうしたシンガロングできるノリ一発の熱いハード・ロックを身上としているのが、ヘリックスサウンドの特徴です。ライヴで聴くと楽曲の良さが倍増すること必死でしょうから、そのうえで音源を聴き返すと、また違った魅力を感じ取れるんでしょうね。日本ではそれが叶わなかったのも、知名度が上がらなかった要因のひとつと言えるでしょう。
ストリーミングではベスト作を通じて、その長き歴史をざっと振り返れるので、時間のある時に改めてチャレンジしてみようと思います！
ぜひ、一度聴いてみてください！
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