※まさにHM/HRの黄金時代、80年代を彩った楽曲を振り返ります!
イギリスのハード・ロック・バンド、ディープ・パープル(DEEP PURPLE)が、1987年にリリースした12枚目のアルバム『The House of Blue Light』の3曲目に収録。
ディープ・パープルの来日が決定したということで(ところで新しいギターのサイモン・マクブライトって誰??)、今回は復活後の80年代の音源から行ってみましょう~。
筆者も御多分にもれず、「Highway Star」辺りをハード・ロックの入り口として聴いてきましたけど、すでにディープ・パープルが空中分解した直後だったので、黄金期の音源は後追いでしたね。
むしろリアルタイムは、84年の衝撃の復活作『Perfect Strangers』からでした。金目当ての再結成と揶揄されながらも、アルバムは素晴らしかったですし、空撮が印象的な表題曲のMVもインパクトがありましたよね。
話題性抜群だった作品の次ということで、難しい位置づけの中でリリースされたのが『The House of Blue Light』でした。しかもギランとリッチーの不仲が露呈してバンド内部がギクシャクしていたり、ポップさ強調されていたりで、ファンの間でも賛否が分かれる作品になってしまいました。
今回ピックアップした「Call of the Wild」は、リードトラックとして賛否の要因を生む火種となった、キャッチーでポップなフィーリングを放つハード・ロック・チューンです!
時代は80年代の後半で、音楽シーンのメインストリームに煌びやかなHM/HRが躍り出ていた頃です。ルーツ的な存在のパープルにしても、この流れに乗って売れ線を狙ってもおかしくないでしょう。
甘く明るい能天気なサビメロとコーラス、曲調に腰を抜かした古参ファンも少なくなかったでしょうが、個人的には覚えやすくていい曲やん!と素直にお気に入りでした(笑)リッチーもちゃんと曲調にあったソロを奏でてくれてます。
アルバムにも粒ぞろいの楽曲が入ってますし、この時代ならではのメインストリームへの野心が見え隠れするパープルも、なかなか味わい深くて悪くないと思います!いかにも80sなMVはApple Musicにアップされてます。
ぜひ、一度聴いてみてください!
MVはこちら!