日々音楽ストリーミングサービス、サブスクで聴ける楽曲をつらつらと紹介しているので、比較的サブスクを操作する機会が多めなはず？なんですが、正直言って、キング・クリムゾンがサブスク解禁されてるのを、最近までまったく気づきませんでした（汗）。
ネットでの反応を見ていると同じような音楽ファンも多かったようで、自らの情弱ぶりに少し安心しました（笑）。振り返って情報を見てみると、2019年にSpoftifyで配信が開始されたニュースが載ってますね。。筆者はApple Musicを基本的には中心にしていますので、こちらでは恐らく昨年末辺りからひっそりと解禁された感じでしょうか。
ニューリリースに関しては通知が届くんですけど、膨大な旧譜カタログはいちいち教えてくれないので、ひっそりとアップされた作品がたまたまおススメに出てきたり、何の気なしで検索したり、といったタイミングで知ることが多いのも事実です。アーティストや未解禁のアルバムタイトルを登録しておけば、それが解禁されたとき正確即時に（できれば事前に）知らせてくれる機能が充実すれば便利なんですけどねえ。。
まあ何はともあれ、キング・クリムゾン、サブスク解禁！はなかなかインパクトのありますよね。洋楽ロック系で残された最後の大物のひとつでしたからね。スタジオ作に加え、メインのライヴ作も網羅されてますし、パズルの大きなピースが遂にピタッと埋まって完成したくらいの感覚がします（大げさ？）。
御大ロバート・フリップ先生からしてみれば、「そんな怪しげな方法で我々の崇高な音楽を聴かせるわけにはいかん！（といったかどうかは知りませんけど笑）」とか、イメージ的に言い出しそうですもんね。
聴き手側にしてみても、世界中に熱烈なマニアを抱えるバンドだけに、フィジカルの音源を集めてるからサブスクなんて無用！と考える方々も多かったかもしれません。それでも、本当の意味でロック史上に残る名作、名曲に各種音楽ストリーミングサービスから気軽にアクセスできるのは有益であり、また違った新鮮な感覚がします。
筆者のようなライトなプログレ好きには、これでプログレの大御所が出揃った！ことで、久々に聴き直してみようかなと思えますし、バンド名程度は知ってたけど買ってまで聴くのはちょっと、、というなかなか手が出しずらかった音楽ファンにもアピールできるかもしれません。
何よりキング・クリムゾンとは無縁な若い世代の音楽ファンに対し、こんな素晴らしく未知の音楽が存在したことを、少しでも知ってもらう何かのきっかけになるかも？知れませんしね。いずれにせよ、ロバートが「やっぱり解禁はやーめた」と、いつ気が変わるかわかりませんので（笑）、今のうちに堪能しておきましょう！
余談ですけど、クラシック音楽向けに「Apple Music Classical」という専用アプリが海外ではこの春にローンチするようですね。そのうち日本でも使えるようになるでしょうが、キング・クリムゾンが解禁されたのならプログレ専用アプリなんて、あってもいいと思うんですけど、どうでしょうか？（利用者数が見込めないか、、、）
それでも、クラシック同様に、プログレにしてもメタルにしても、ジャンルへの忠誠度が高い音楽は、楽曲数のさらなる充実を伴って、ぜひ専用アプリの登場を期待したいものです。
さて、キング・クリムゾンが解禁されたくらいですから、色々とサブスクへの意見で話題を振りまいた山下達郎あたりも、そろそろその気になりますかね？？
- provided courtesy of iTunes
