※誰が聴いてもヘヴィ・メタル！な楽曲を紹介していきます！
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、キャメロット（KAMELOT）が、2003年にリリースした6枚目のアルバム『Epica』の1曲目に収録。
この3月下旬に約5年ぶりのニューアルバムを発表したキャメロット。ストリーミングでも早速楽しめるという意味で、本来ならその新作レビューをすべきところなんでしょうけど、今ひとつ気持ちが盛り上がらず。。
いや、今回の新作も試聴してみましたけど、安定した作品を作り続けている近年の中でも良作の部類に入り、かつてのメロディックなテイストもより強く感じさせる意味で何の不満もないんですけどね。。
筆者の場合、原因はひとつで、かつてのシンガー、ロイ・カーン推しで、ドラマーのケーシー・グリロ推しだったという（笑）その一点につきます。今のバンドの状況は良好で、トーマス・ヤングブラッド先生こそキャメロットなんだ、と理解できてるものの、あの頃はよかったなあ〜とふと考えてしまうんですね。
やはり、トーマスが創りあげた音世界をロイが紡いでいく、そのコンビネーションこそがキャメロットの魅力だと感じていたので、ロイのクローン的な唱法のシンガーを擁する”アフターロイ”のキャメロットに今ひとつ馴染めずにいます。
そんなロイ時代の名曲は、未だにライヴではハイライトになっていますし、楽曲自体の完成度の高さやインパクトという点でも、必殺曲に欠ける今よりも上であることは間違いないでしょう。
今回ピックアップした「Center of the Universe」は、そんな名曲の数々の中でも、個人的には１、２を争うほど大好きな必殺のメロディック・メタル・チューンです！イントロのキメのフレーズ一発で気持ちが高揚しKOされてしまいますね〜。
他のメタル系シンガーと似て非なる、表現力を駆使するロイの芳醇な歌唱、ケーシーのタイト極まりないドラミング。そしてフックの塊と言える劇的メロディックなサビメロと、何度聴いても新鮮な感動を与えてくれ、メロディック・メタルとして非の打ち所のない名曲に仕上がっています。
ストリーミングでは大半の作品が聴けるキャメロットですけど、事もあろうに『Epica』はまだ解禁されておらず、、現時点では2006年のノルウェーでのライヴ作『One Cold Winter's Night』で聴くことができます。
ぜひ、一度聴いてみてください！
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