※誰が聴いてもヘヴィ・メタル！な楽曲を紹介していきます！
ドイツのヘヴィ・メタル ・ バンド、ボンファイアー（BONFIRE）が、1986年にリリースした1枚目のアルバム『Don't Touch the Light』の3曲目に収録。
ジャーマン・メタル・シーンが誇る大ベテラン、ボンファイアーが初期3作を現行メンバーでリレコーディングし、9月22日にリリースしました。いずれもストリーミングにアップされています。
以前、その中の1枚『Point Blank』のみ、オリジナルヴァージョンがストリーミング解禁されていたのでご紹介しました。
初期3枚はいずれもボンファイアーの代表作のみならず、メロディックなメタルを好むHM/HRファンから高い評価を受けてきただけに、2枚がストリーミングで聴けないのは残念ですが、リレコヴァージョンの登場で、楽曲自体が新たに伝承されるのは好ましい状況ですね。
リレコに関しては多くのアーティストが、色んな作品で実践しているのは周知の通りですが、一気に3枚同時リレコは珍しいんじゃないでしょうか。それだけバンドにとっても重要な作品ということでしょう。いずれもオリジナルのタイトルに「MMXXIII」が追記されており、ジャケットはオリジナルのイメージを生かしたものになっています。
さて、今回ご紹介するのは、個人的に大好きなデビュー作のリレコですが、オリジナルのハードながらもスコーピオンズの系譜をひく、どこか繊細で憂いのある雰囲気はなくなり、現代風のタイトな音圧の中、ストロングでヘヴィな音に仕上がっています。
音質は当然向上しているものの、テイストの違いで好き嫌いが分かれるでしょう。加えて、現在シンガーは2022年に加入したディアン・メアなるギリシャからの新人にチェンジしてますが、その歌唱がパワフルにガナるタイプなんですね。オリジナルシンガーのクラウス・レスマンが、その名の通りクラウス・マイネによく似た抜けの良いハイトーンボイスでしたので、楽曲のイメージもかなり変貌して聴こえます。
今回ピックアップした「Hot to Rock」は、メロディアスな楽曲が多いアルバム中で、もっとも疾走感とヘヴィさを持ったヘヴィ・メタル・チューンです！曲調からリレコが一番しっくりハマってますね～。
ぶっちゃけリフがストライパーの「Loud’N’Clear」に似てますけど（汗）、逆に言えば同じようなカッコよさが感じられます。メタル好きなら熱いサビの「We are Hot to Rock ！」は、思わずシンガロングしたくなること必至でしょう！
ぜひ、一度聴いてみてください！
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