※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、ハロウィン(HELLOWEEN)が、1986年にリリースした3曲入りEP『Judas』の1曲目に収録。
本日10月31日はハロウィーンですね。今年は例年大騒ぎの渋谷の街も封鎖されるようですけど、メタルファンのハロウィンパーティーといえば、まがい物バンドのトリック・オア・トリート(汗)よりも、本家ハロウィンを聴くことでしょう!(ややこしい笑)
実は2年前の当ブログでも、10月31日にハロウィンを取り上げていました。。
さて、ハロウィンといえば、今年9月には「大きなかぼちゃ」ならぬ「大きな玉ねぎ」の日本武道館で(ちゃんと一夜だけ、武道館の玉ねぎがかぼちゃに代わってましたけど驚)、「UNITED FORCES 2023」公演をソールドアウトで大成功させたのは記憶に新しいですね。
日本では相変わらず高い人気を誇るハロウィンですけど、数ある素晴らしく印象的なアートワークを誇るジャケットの中でも、もっとも「かぼちゃ感」が強いのが、EP『Judas』でしょう。80年代当時、面白くて思わずジャケ買いしてしまいました。
LPサイズだと、ひたすらにかぼちゃがデカイ!個人的にかぼちゃはそんなに好きじゃないんですけど、立体的に描かれたこのジャケを見ると、何となく食べたくなってしまいます(笑)。インパクトたっぷりのジャケだけでなく、キーパーシリーズへの橋渡しとして、3曲ながらもライヴも含め中身も濃いEPになっていました。
今回ピックアップした表題曲の「Judas」は、メロディよりもストロングなイメージを前面に押し出して2バスで疾走しまくる、正統派ヘヴィ・メタル・チューンです!カイ・ハンセンによる楽曲ですが、カイのメタル愛を凝縮したムードがひしひしと感じられますよね。
タイトル通り、ジューダス・プリースト直系の鋼鉄サウンドが突き刺さりますが、メロディックでないとハロウィンじゃない、という方々にはちょいと物足らないかもしれません。個人的にはカイのヘタウマボーカルも含めて、潔くメタルに振り切った初期ハロウィンは大好物なので、バンド史上でも上位に入るお気に入りの楽曲のひとつです。
それにしても、中間部の「じゅーだす、じゅーだす、愛しているよ~」の空耳は面白いなあ~(笑)。ストリーミングでは『Walls Of Jericho』のボーナスとして聴くことができます!
ぜひ、一度聴いてみてください!