※古きを聴いて新しきを知る。遠い昔になった時代の楽曲を振り返ります!
アメリカのハード・ロック・バンド、 エアロスミス(AEROSMITH)が、1979年にリリースした6枚目のアルバム『Night in the Ruts』の8曲目に収録。
今日の朝っぱらから、SNSのトレンド1位に「エアロスミス」の文字が。最近はベテランバンド名やメンバー名がトレンドに上がると、よくない知らせだったりすることが多いのでドキドキだったんですが、よく見ると、「エアロスミス×タイ焼き屋さん」のコラボのニュースでした(笑)。こうしたホッコリ系の知らせなら、いくらでも歓迎でしょう。
ファンの方々は既知でしょうが、エアロのメンバーはたい焼きが大好きで、ファンが差し入れたたい焼きを巡って、大喧嘩に発展し解散寸前までいったんだとか(爆)。どこまでネタなのか盛ってるのかわかりませんけど、「ヤツがオレの相棒のたい焼きを食っちまうなんて、FxxKだぜ!」なんて言いつつ喧嘩分かれするのも、ある意味ロックなんで面白いんですけどね~。
とりわけスティーヴン・タイラー(75歳です)のたい焼き愛は半端なく、ライヴ前に10個(驚)食べたらしいです。今日は誇らしげにたい焼きの被り物(笑)をした以前の画像が拡散されてましたね。また、ジョー・ペリーは「たい焼きは日本の完全食品だ」なんてコメントしてますけど、いやいや糖質の塊です(笑)。
そんなエアロですから、今回ノリノリなんでしょうか、企画自体は鳴門鯛焼本舗とのコラボで、エアロのベスト盤のジャケ色である赤をイメージした、リンゴ味の限定たい焼きを11月11日から全国38店舗で発売するというものです。
筆者もココのたい焼きは、薄皮パリパリで美味しいので、たまに買ってたんですが、せっかくなんでネタ拾いに、いつもの粒あんの代わりに試してみようと思います。フェアウェルツアー中断中のエアロですけど、ツアーとしては最後のたい焼きを食べに、来日が実現すればいいですね。
さて、たい焼きついでにエアロの楽曲ということで、今回はヤードバーズのハードなロック・チューンをカヴァーした「Think About It」をピックアップしてみました!
一般的には作風がちょっと暗いという声があり、ジョーが離脱前でスティーヴンとの仲が険悪だった状況も含め、あまりエアロファンに評価されていない『Night in the Ruts』ですけど、ちょっとへそ曲がりな方々には意外に好まれているようで、筆者もそんなひとりです(笑)。
ルーツに立ち返るという意味で、カヴァーが3曲も入っている中のひとつが本曲です。エアロのヤードバーズカヴァーと言えば「Train Kept a Rollin'」が有名ですけど、この「Think About It」も選曲の妙とともに負けず劣らずクールな仕上がりになっています。
疾走感のあるアレンジに加え、中間部のジョーのギターソロの破壊的な音像がカッコいいですね~。スティーヴンのいない間にヤケクソで「ぐちゃぐちゃにしてやる!」とばかりに弾きまくった感じ(笑)がいい方向に出たのかもしれません!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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