今朝、Xのトレンドを見ているとかなり上位に「Slayer」のワードが。。こういう時はいいニュース化悪いニュースか直感してしまいますけど、「もしやこの間発表したソロプロジェクトのケリー・キングを、スレイヤーに名義変更か?」と思ったんですね。ところが、予想の斜め上をいき、トム・アラヤも参加しての復活とは!
ついこの間、ケリーのソロ作発表のニュースでも「トムとは解散以来連絡を取ってない」なんて言ってませんでしたっけ??そのトムからも復帰を認めるコメントがでてまして、 、「ライヴで演奏し強烈なエネルギーをファンと分かち合う90分に匹敵するものはないよ。SLAYERはファンにとってとても大切な存在だ。彼らに会うのは5年ぶりだ」そうです。
確かに解散時に、ケリーの奥様が復活の可能性もゼロじゃないよって言ってましたけど、、いやあ~、まんまと一杯食わされました(笑い)。真相はわかりませんが、ソロのニュースが出た時点で、ほぼ決定してたんでしょう。なんだか的外れなコラムを書いてましたけど、誰も予想できないですよね(笑)。
そのスレイヤーは9月下旬にアメリカで開催される、シカゴでのライオットフェスト、ルイヴィレでのラウダー・ザン・ライフという、2つの大規模フェスのヘッドライナーとして出演が決定したとのこと。
メンツは、ケリー、トムに加えてゲイリー・ホルト(G)、ポール・ボスタフ(Ds)と5年前にLAのフォーラムでフェアウェルショウを迎えた時点と同じですね、さすがにデイヴ・ロンバート復帰とはならなかったようです。
日本ではSNSを見ていると、一様にウェルカムな意見が多かったように思えます。あの生田斗真まで興奮して書き込んでるのが話題になってましたが、ファンなのを始めて知りました(笑)。来日してラウドパークを復活させてくれ~みたいな待望論も散見されました。
一方、アメリカでは、ブラバーマウスのコメント欄辺りを見ると、「しょせん金のためだろう」的な意見や、「トム・ハンネマンのいないのはスレイヤーじゃない」的なものなど、中々辛辣な意見も入り混じっていましたね~。
ちょっと火に油を注いだっぽいのが、ゲイリー・ホルトの奥様のコメントかもしれません。「ウソつきとか、お金がなくなったんだろとか、こんなのスレイヤーじゃないとか言っているみんなにいい考えがあるわ、ライヴに.行かないで!ツアー最終日に行って楽しんだみんなー、最高よ!」とコメントしてます。
さらに、「これはツアーじゃなくていくつかの日程なんだから、凄いバンドが今年もグレイトなライヴをする事実をただ楽しんでほしいの。行くだの行かないだの誰も気にしない!」ホント、おっしゃる通りです(笑)。
海外の書き込みでは、雇われメンバーの奥さんがしゃしゃり出るな!と、辛辣な意見もありましたけど、言ってることはごもっともで、復活を喜ばしいと思ったファンはライヴに行けばいいし、騙された、金もうけか、こんなメンツはスレイヤーじゃないと思った人々は、スルーすればよいだけの話なんでしょう。賛否両論出てくること自体が、未だに世界中のメタルファンに、多くの注目を集めるバンドという証ですよね。
個人的には、以前のコラムで書いたように、他のバンドにない頂点のままに最良な形でスレイヤーは終焉したんだなあ~と感じていたので、、結局のところ彼らもモトリークルー、スコーピオンズ、オジー・オズボーンと変わらない、大仁田厚状態になったか(笑)と正直複雑な心境もありますし、どうせ復活できる状態なら、ビジネス上の繋がりだけでもデイヴが復帰すればよかったのに~と思ってしまいますね~。
この2つのライヴを皮切りに、今後の来日公演の可能性はあるのか、新たな音源制作へとつながるのか、ソロプロジェクト、ケリー・キングの位置づけはどーするのか(笑)、色々と興味深いところですので、まずは驚きを収めつつ、今日は復活にひっかけて不朽の名盤から「Reborn」を聴いて次なるアナウンスを待ちたいですね!