※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
日本のハード・ロック・バンド KOIAIが、2023年にリリースした2枚目のEP『Deep Love』の2曲目に収録。
以前にブログでご紹介した日本の女性ギタリストLi-sa-Xによるバンド、Li-sa-X BANDがさらに発展し、KOIAIへと進化を遂げました~。
YouTubeでシンガーのKotonoとコラボしたことから、ネモフィラでも活躍中の葉月(G)との3人で2022年末にKOIAIが生まれたわけですね。
音源を出す前にインドのフェスに出演するなど話題を撒いて、2023年5月にデビューEP『Deep Indigo』をリリースし、10月に本作を立て続けにリリースしています。その後、日本でのデビューライヴを行いましたが、昨年12月にライヴでのサポートを行っていた凄腕女性ドラマーで知られる佐藤奏が正式加入!ベーシストはいませんが、バンドとしてさらに胎動し始めたのは嬉しい展開でしょう。
そして、4人編成になってYouTube動画で先日届けられたのが、宇多田ヒカルの大ヒット曲「Automatic」でした。
いやあ~、これが個人的にはかなりツボで、今年一番リピした音楽系の動画かもしれません(笑)。各メンバーのバカテクぶりとKotonoの楽曲にハマりまくった伸びのある艶やかな歌唱が何とも素敵ですね~。
CDバブル時代を最も象徴するこの1曲を取り上げる選曲センスもさることながら、ハードフュージョン的にまとめたアレンジが素晴らし過ぎます!
バカテクガールズ+誰もが知るJ-POP名曲+メタル+フュージョンって、ありそうでなかった最高過ぎる組み合わせでしょ、コレ。最強の”おやじホイホイ”に認定したいところです(笑)。さすがに本人達発のアイデアではないでしょうから、周りの大人達も有能ですね~。
カヴァーでなくとも、こうしたハードなフュージョンアレンジにフォーカスして、1枚作ってほしいなあと期待してしまいます。
本来は「Automatic」を取り上げたいところですが、ストリーミングでは公開されていないので、今回は「One Way or Another」をピックアップしました!Lisaの楽曲のようですけど、ごくシンプルなハード・ロックがかえって新鮮に響いてきますし、密かに超絶技巧が盛り込まれているのがいいですね。ポップでキャッチーなメロディセンスも心地よく、Kotonoの歌唱にもマッチしています。
群雄割拠でレベルが上がる一方のガールズロック・メタル系ですけど、ポテンシャルを相当に感じさせる、彼女たちの今後の動向に最注目したいところです!
ぜひ、一度聴いてみてください!