※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、 ザ・ロッズ(THE RODS)が、1984年にリリースした4枚目のアルバム『Let's Them Eat Metal』の1曲目に収録。
デヴィッド・フェインステイン率いるザ・ロッズは、かなり以前のブログでメタルファンなら全員知ってる?「Power Lover」をご紹介してました~。
ザ・ロッズといえば「Power Lover」、「Power Lover」といえばザ・ロッズ、と認識されているほどに1曲の出来が突出して、その印象があまりに強かったので、ほかの楽曲が中々浮かんでこない状況になってしまい。。ある意味、1発屋のごときイメージを抱かれてしまったのは不幸だったように思えます。
実際には80年代に1986年に一旦解散するまでにアルバム6枚、2008年に復活して以来、アルバム3枚を重ね、いい楽曲もあるんですけどね~。そんなザ・ロッズも「メタル」を冠したタイトルのアルバムが2枚ありまして、2019年の『Brotherhood of Metal』と本作になります。
それぞれアルバムタイトルを冠した楽曲もありまして、今回はメタルタイトル括りで、「Let's Them Eat Metal」の方をピックアップしました!この曲、なぜかSpotifyで270万回再生とザ・ロッズでは圧倒的に最多です。
楽曲の方はパワーリフを主体にした何の変哲もないミッドテンポの豪快なヘヴィ・メタル・チューンですけど、こぶしを振り上げシンガロングしたくなる一撃ですよね。ライヴで演奏してこそ映えそうなイメージがしますし、粘りのあるデヴィッドのギターワークもなかなか聴きごたえがあります。
まあ、正直いって楽曲よりも強烈なインパクトがあって忘れられないのは『Let's Them Eat Metal』のジャケットの猥雑なアートワークでしょう。それにしても妖艶の女性が手にする「クリスタルに光るバナナ」でアレを表現するとは(笑)。
今の時代に見ても十分に下品で卑猥なイメージのままですけど、80年代当時は相当なヤバさでした。レジに持っていくのがはばかられるアルバムTOP10には入るでしょうね(笑)。ザ・ロッズはまた別の機会にご紹介していきたいと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!