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【楽曲紹介】アトミカ(ATTOMICA)「Deathraiser」

※思わず一人モッシュしたくなる!スラッシュ / デス・メタル系を紹介していきます。

 

ブラジルのスラッシュ・メタル・バンド、トミカ(ATOMICA)が、1991年にリリースした3枚目のアルバム『Disturbing The Noise』の1曲目に収録。

 

80sのブラジリアンスラッシャーと言えば、日本での知名度からみると、ほぼセパルトゥラ一択といった状況でしょうが、このアトミカも純然たるスラッシャーとしての存在感を放っていました。本作の発売元のコングメロ・レコーズは、当時セパルトゥラも手掛けていたので、レーベルメイトにもあたるわけですね。

 

1985年結成されたアトミカは、ツインギターを擁する5人組のラインナップが固まり、1986年には初のデモを制作。さらに1987年にはセルフタイトルのデビューフルアルバムをリリースしました。

 

この作品ではあまりに劣悪な音質が聴く手を選ぶものの、初期衝動を全てぶつけたハイエナジーな音塊が詰め込まれています。セパルトゥラのデビュー作が86年、2枚目が87年なので、時期的にそれほど大きな差異はなく、ブラジリアンスラッシュの黎明期をとらえた貴重な記録と言えるでしょう。

 

国内のツアーを行う中でメンバーチェンジをしつつ、1989年には前述のコングメロから2枚目の『Limits Of Insanity』をリリース。ジャケットこそしょぼいですけど(汗)、音質は改善。演奏も整合性を増し楽曲も整理され、シンガーが吐き捨て型から変わり、巧いとは言えないもののハイトーンでメロをしっかり追っているので、スピードメタル的な印象も受けますね。

 

さらにメンバーチェンジを繰り返して発表されたのが本作でした。ここではアグレッシヴに歌えるシンガーにチェンジ。ザックザク刻むリフと高速なリズムも実にタイトにびしびし気持ち良く決めてくれます。硬質な音塊を放つスラッシーさを増した作風で、アトミカの代表作と言えるでしょう。

 

今回ピックアップした「Deathraiser」は、緩急を織り交ぜながらもけたたましく激走する、高速スラッシュ・メタル・チューンです!セパルトゥラのイメージにも近づいた感がありますが、よりスラッシュとしての純度を高めた印象がしますね。ジャーマンスラッシャーのクリーター辺りに近いアグレッションも感じられます。この曲ではMVも制作されています。

順調にアルバムを重ねましたが、1994年に解散。2002年に再結成され、ライヴ作1枚とスタジオ作2枚をリリースしています。

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Deathraiser

Deathraiser

  • Attomica
  • メタル
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes