※すでに新世紀から20年経過!2000年以降の楽曲を紹介していきます!
フランスのヘヴィ・メタル・バンド、ゴジラ(GOJIRA)が、2005年にリリースした3枚目のアルバム『From Mars to Sirius 』の6曲目に収録。
今回はたまにはトレンドに乗っかって(笑)ゴジラでいってみましょう~。2024年7月末現在、世界で一番有名メタルバンドは、このゴジラでしょうね。27日朝のXのトレンド1位に「ヘヴィ・メタル・バンド」の文字が。何事が起ったの?とチェックしてみると、パリ2024オリンピックの開会式にフランスのメタルバンドが登場したとのニュースでした。
まさかフランスならヘヴンリーとか、はたまたトラストとかじゃないよね?と読み進めると、勿論違っていて(笑)、正解はゴジラでした~。筆者はリアルタイムで観ていなかったので、後追いで神々がアップした(汗)動画をチェックしたんですけど、思った以上にガッツリとフィーチャーされていて驚きました。
パフォーマンスが行われたのは、セーヌ川のほとりにあるコンシェルジェリーのバルコニー(落ちそうでしたが命綱を確認~)。フランス革命の最中に城を刑務所に改装した建造物で、今回の演出に使われた王妃マリー・アントワネットが囚人として収監されていたんですね。
映像ではマリーと思わしき人物が、自ら生首を持って歌う姿から始まる抜く姿が映し出され、血しぶきを連想させる真っ赤な紙テープと、おびただしい数の炎が立ち昇る度肝を抜く演出が次々と登場。その中で、オペラ歌手のマリーナ・ヴィオッティが歌うフランス革命時の革命歌「Ah! Ça Ira!」を、激烈ヘヴィなゴジラ流ヴァージョンで演奏する様は、まさに圧巻!
まあ、ニュースやSNSでの書き込みでは、歴史的背景の捉え方も含め、この衝撃の演出に賛否両論巻き起こってましたけど、単純にメタルファン視点だけでいえば、音楽と演出がハマりまくりで、ゴジラすげーじゃん!カッコえー!と素直に思える、オリンピック史上初に相応しいメタルバンドのパフォーマンスでした。
メタリカでさえ国内のスポーツイベントのハーフタイムで演奏した程度ですから、オリンピックの地球規模での視聴者数を考えると、ゴジラに対する宣伝効果は半端ないでしょう。
今回はSpotifyでの再生回数が約3000万回!超の「The Heaviest Matter of the Universe」ピックアップしました!。テクニカルでプログレッシブ、グルーヴィーでスラッシュ的な切れ味もある独特な高水準のメタルサウンドは、日本未発売だったリスナブルレコーズ時代からすでに開花していますね。
筆者もフランスでメタルのライヴを観たことがあるんですけど、メタルファンの熱さは想像以上でしたし、ヘルフェストが開催されているくらいでドイツに負けず劣らずのメタル大国になっても不思議ではないんですよね。ただ自国のバンドが小粒だっただけに、ゴジラがワールドワイドで名を馳せる存在になったのは大きいでしょう。
日本にはラウドパーク、そして2022年には単独で来日してますが、今度はもっと大規模フェスのトリクラスも飾れそうですね!ちなみにバンドの詳しい解説はたくさん色んな記事が沸いているので、そちらを参考にしてください(笑)
ぜひ、一度聴いてみてください!