※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、アイアン・メイデン(IRON MAIDEN)が、1982年にリリースした3枚目のアルバム『The Number of the Beast』の7曲目に収録。
ここ数日は、8年ぶりの来日公演が大好評!SNS上でも大きな盛り上がりを見せているアイアン・メイデンにちなんで、敢えて今回のライヴではやらない「隠れた名曲」的な楽曲を取り上げていきましょう~。
これまでもメイデンは色々ご紹介していて、個人的にはポール・ディアノ時代が一番好きだったりもするんですけど(いうまでもなくブルースも素晴らしい~)、名盤『The Number of the Beast』には、ポール期の名残のような雰囲気も見られますよね。
今回ピックアップした「Gangland」は、まさにそれに該当する一撃で、ポールが歌ったらめちゃくちゃしっくりくるであろう、アグレッシブなムードを炸裂させたヘヴィ・メタル・チューンです!
名曲揃いのアルバムにおいて、「Run to the Hills」と「Hallowed Be Thy Name」という有名曲に挟まれてしまい、、派手な曲調とは裏腹になんだか地味な扱いを受けてるように思えます。
この曲のキモは、今はなきクライヴ・バーの性急に叩きまくるドラミングでしょう!シンコペーション連発のバスドラムが、前につんのめり気味に突き進むような疾走感を与えています。タムを駆使した手数足数の多さと、破綻寸前で乗り切るようなスリリングなプレイこそ、クライヴの真骨頂ですよね。
ギター陣によるギターソロメロディックなツインリードプレイも劇的ですし、全員のプレイが勢いに満ち溢れていて、今の円熟したメイデンにはない若気の至りを放散しまくって、久々に聴いたらスカッとしました!
ぜひ、一度聴いてみてください!
関連コラムはこちら(今回の来日公演で演奏されてますね~)