※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
スイスのヘヴィ・メタル・バンド、KROKUSが、1983年にリリースした7枚目のアルバム『Headhunter』の1曲目に収録。
70年代中期から息の長い活動を続け、2019年にフェアウェルツアーを行ったKROKUSですが、NWOBHM期に、欧州からの注目バンドとして、『Metal Rendez-vous』が紹介されたことで、世界的に知られるようになりました。
このアルバムに収録された「Tokyo Nights」のおかげで、日本でも一躍注目されましたが、当時初めて聴いたときは、東京と言いつつ、完全にチャイニーズ風メロディやん!(笑)と、ズッコケそうになりました。歌詞で”芸者ガール”とか歌ってますし、当時の日本のイメージは、そんな感じだったんでしょうね〜。近年来日した際に、少しは日本の印象を払拭したんでしょうか?
KROKUSのサウンドは、基本的にはAC/DC直系と言える、縦乗りのハードロックンロールと言えるでしょう。ですが、アルバム『Headhunter』では、かなりメタル色が強まりました。とりわけ、今回ピックアップした「Headhunter」は、これぞ真性ヘヴィ・メタル!と言える、2バスの連打とリフの応酬で幕を開ける強力チューンです。
やはり、JUDAS PRIESTでお馴染みの、Tom Allomがプロデュースしている点は、メタルファンなら見逃せませんね。ちょうど時期的にも『Screaming for Vengence』辺りのリリース時期と重なりますし、そのおかげもあって、全米チャートでも好成績を残すことができました。
KROKUSの代表曲のひとつといっていいでしょうし、たまに「メタルっぽいのが聴きて〜」と思ったときに、引っ張り出すにはぴったりな曲ですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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