※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます。
スウェーデンのHM/HRバンド、220VOLT (トゥー・トウェンティ・ヴォルト)が、1989年にリリースした4枚目のアルバム『Eye to Eye』の1曲目に収録。
このバンドのロゴマークを見ると、当初バンドの名を「にーにまるぼると」とか、「にひゃくにじゅうぼると」とか、間違って呼んでしまっていたのを思い出します(笑)
デビュー当時は、そのイマイチなネーミングセンスのバンド名(汗)に加え、デビュー作に収められた「No Return」のリフが、オジー・オズボーンの「I Don't Know」にクリソツ(というかパクリ(汗))、ということが話題になる程度なバンドでした。
作を追うごとに次第に成長していたものの、この『Eye to Eye』で突然、垢抜けない北欧のイチバンドが、バリッとメジャー感のあるバンドに生まれ変わったのは、びっくりしましたね。
やはり、楽曲がメロハー寄りにシフトしたのに加え、ラウドネスでお馴染みの、プロデューサー、マックス・ノーマンが関与した点が、最大の要因でしょう。このレベルアップの裏で、マックスはラウドネス以上に、相当にメンバーをしごき倒したのでは?と察します。(笑)
近年廉価版で再発されて、隠れた名盤扱いされているようですが、そんなに当時も隠れておらず(笑)、メタルファンには、そこそこ知られたアルバムだった印象があります。
良いメロディの曲が幾つもありますが、このタイトル曲「Eye to Eye」は、とりわけ良い曲ですね〜。メロハー的でありながら、マックスが創るタイトなサウンドが映える、メタル感を残したギターリフのバランスが絶妙!サビの“アイトゥア〜イ”の部分の抜け感が、耳に残って離れずに、ついつい一緒に歌ってしまいます。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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