※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
日本のメロディアス・ハード・ロック・バンド、 VOW WOW(ヴァウワウ)が、1987年にリリースした4枚目のアルバム『V』の2曲目に収録。
90年の解散から、早30年の歳月が経ってしまいました。 その間、単発的な再集結はあったものの、人見元基がシーンから完全に退いたことで、バンドがどんどん、年を追うごとに、より神格化されている印象があります。
その結果として、再集結ライヴのチケットや、それにまつわるパッケージ作品も、軒並みプレミア化していますが、それだけVOW WOW、人見元基には、もっと活動を続けて欲しかったという、多くのメタルファンの未練のようなものを感じますね。
あの時代に、海外に果敢に進出して、日本のバンドとは思えないレベルの作品を連発していたのですから、当然と言えるのでしょうが、改めて作品に向き合うと、本当に惜しかったなあという思いがこみ上げてきます。当時観たニール・マーレイ在籍時のライヴなんか、これは洋楽バンドのライヴなのかと、ホント錯覚するようでしたからね。
たくさん紹介したい曲はありますが、今回ピックアップした「Somewhere In the Night」は、濃厚な美旋律と激しさの折り合いが完璧すぎる究極のメロディアス・ハード・ロック!楽曲も演奏も最高点に達したと言える、VOW WOW屈指の名曲のひとつです。
名盤と称される『Ⅲ』の楽曲同様、いやそれ以上に、より円熟味を増していく『V』以降の楽曲も素晴らしいですね。長い歳月を経ても価値のある、本物が創る音楽とは、こういうのを指すのでしょう。また、違う楽曲も別の機会に紹介したいと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!