※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます。
イギリスのメロディアス・ハード・ロック・バンド、 ヘヴィ・ペッティン(HEAVY PETTIN)が、1989年にリリースした3枚目のアルバム『Big Bang』の1曲目に収録。
NWOBHM末期にデビューしたヘヴィ・ペッティンといえば、まずは1枚目の『Lettin Loose』が頭に浮かびます。それもそのはず、あのクイーンのブライアン・メイが、彼らを気に入ってプロデュースしてますからね。
そんな鳴り物入りでシーンに登場したヘヴィ・ペッティンですが、ブライアン・メイ効果もそれほどなく、当時思ったほど話題にならなかったのは、否めませんでした。メロディアスなハードロックサウンドは、さすがブライアンが目をつけただけあったんですがね。。
順調とはいえない活動の中で、ひっそりとリリースされたのが、この『Big Bang』でした。日本盤にもならなかったので、専門誌のレビューでも小さい枠で、しかも辛口の点数になっていましたが、ちゃんと聴いたのか、甚だ疑問です(笑)
というのも、当時全く期待せずに輸入盤で聴いたところ、予想を覆してめちゃくちゃ内容がいいじゃないですか!メロハー的なサウンドにシフトしていて、楽曲も粒ぞろい。間違いなく不当評価でしたね〜。
いい曲が多いんですが、今回ピックアップした「Born to Burn」は、オープニングの掴みとしては最高の、爽快極まりないシンセの響が心地よい、メロハーのお手本のようなチューン!
こうした曲調の場合、とかく甘めになり過ぎたりするんですが、少し爬虫類系?のヴォーカルの声質が、いい意味でアクセントになっていて、それが彼らの個性ともいえます。甘く切ない旋律も相待って、聴き手に爽やかな感動を与えてくれますね。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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