※まさにHM/HRの黄金時代、80年代を彩った楽曲を振り返ります!
イギリスのハード・ロック・バンド、ファストウェイ( FASTWAY)が1983年にリリースしたデビューアルバム『Fastway』の8曲目に収録。
モーターヘッドを離れた"ファスト" エディ・クラークの新バンド、という触れ込みだっただけに、音楽性も近いものを勝手に想像していたところ、全然違っていて、一瞬肩透かしを食らった記憶があります。
聴いての通り、モロレッド・ツェッペリン風のブリティッシュ・ハード・ロックンロール満載で、これが想像以上に、サマになってるんですよね。70年代の古き良きテイストを踏襲しつつ、いい塩梅で80年代向けにアップデートされたサウンドは、普遍的な魅力に溢れていました。チェッカーフラッグを模した、ジャケットデザインのビジュアルも印象的でしたね。
結成時は、残念ながら過日亡くなったUFOのベーシスト、ピート・ウェイも在籍していましたが、デビュー時にはすでに参加していませんでした。しかし、このバンドの収穫は、ヴォーカルのデイヴ・キングでしょう。ロバート・プラントそっくり度高すぎ!なヴォーカルスタイルには、マジでビビりました。
それでもプラントのそっくりさん対決では、キングダム・カムのレニー・ウルフよりも、デイヴの声質の方が、自然な唱法で似ているように聴こえて(まあどちらも似てますが、、)好みでした。
アルバムでは、ゼップの「Rock'n'Roll」にしか聴こえない1曲目もいいんですが、今回ピックアップした「Say What You Will」は、ミドルテンポのシャッフルに乗せた、エディのちょっとばかり捻ったリフが、最高クールなハードロックンロールチューンです!
シンプルな楽曲ながら、思わず身体が動くようなノリが終始続いて、何とも心地いいですね〜。当時MVも作られていたので、ベストヒットUSAあたりでオンエアされていました。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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