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【楽曲紹介】 リーコン(RECON)「Behind Enemy Lines」

※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!

 

 アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、 リーコン(RECON)が、1990年にリリースした1枚目にして唯一のアルバム『Behind Enemy Lines』の10曲目に収録。

 

本日は、ちょっと懐かしいマイナーなバンドをご紹介しましょう〜。87年に結成されたリーコンは、ストライパーに代表される、クリスチャン・メタル・バンドになります。実態が不明な点も多いんですが、ツインギターを擁する5人組で、初期クイーンズ・ライク(初期はクイーンズ・ライチ?)の影響下にある、パワー・メタルを奏でていました。

 

80年代後期から末期にかけて、ジェフ・テイトのクローンのような、超ハイトーンヴォイスを持ったヴォーカリストが、シーンに続々と登場しました。クリムゾン・グローリーのミッドナイト、エージェント・スティールのジョン・サイリースあたりが代表格でしょう。個人的にそういう系統のバンドやヴォーカリストが大好きなので、色々と探す中で有望なニューカマーとして当時出会ったのが、このリーコンでした。

 

リーコンのヴォーカリストも、かなりのハイトーンの実力派で、十分ジェフに肉迫しています。ストライパーなどに比べると、ハードで正統派メタル寄りでしたが、このヴォーカルスタイルがマッチしていたと思います。

 

今回ピックアップした「Behind Enemy Lines」は、アルバムのタイトル曲ながらエンディングに収録された楽曲で、2バスの連打に乗せて、ゴリゴリとしたリフとツインギター、超絶なハイトーンが過剰なまでに乱舞する、典型的なパワー・メタル・チューンです!

 

彼らのデビューがもう少し早ければ、さらなる活躍が期待できたんでしょうが、結局アルバム1枚のみで消息を絶ってしまいます。ジェフのクローンも少し食傷気味の頃でしたし、80sメタルがバブルが弾けかけた時期に登場したのは、ちょっとタイミング的にも遅すぎたといえ不運でした。

 

それにしても、CDを引っ張り出してまで、一生聴くことがなかったかもしれない、しかもCDが入手しにくいちょっと懐かしいバンド、楽曲に、気軽に再会できるのは、ストリーミングならではのメリットですね!

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Behind Enemy Lines

Behind Enemy Lines

  • Recon
  • ロック
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes