※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!
スウェーデンのヘヴィ・メタル・バンド、ハンマーフォール(HAMMERFALL)が、2004年にリリースした1枚目のアルバム『Glory to the Brave』の2曲目に収録。
ジューダス・プリーストやアイアン・メイデンが、ヴォーカリストが交代後に、迷走した作品を相次いでリリースした90年代後半は、正統派メタルファンにとっての暗黒期といえますよね。そんな時期に北欧から突如、王道のメタルサウンドを携え登場したハンマーフォールは、救世主として、とりわけヨーロッパのマーケットで大きな反響を呼びました。
そんな彼らも、20年以上のキャリアを重ね、すでにベテランの領域に達しているんですね。98年に、まだ初々しくてぎこちないパフォーマンスの初来日公演を観たのが、つい最近のように感じてしまいます。オスカーのギタープレイとか、かなり怪しかったですもんね。。(汗)
ハンマーフォールは、どこまでもブレない正統派メタルの作品をリリースし続けてくれていますが、やはりデビュー作の『Glory to the Brave』の味わいは別格です。90年代における正統派メタルの傑作のひとつと言っていいでしょう。
メタルのツボを抑えまくった楽曲のクオリティ、パフォーマンスの良さ、そして名手フレドリック・ノルドストロームの絶妙なプロデュースと、改めて聴いても、スキのない1枚になっています。このアルバムには、メタル縛りのタイトルの曲「The Metal Age」が、やはり含まれていました!
いかにもメタルらしい刻みのリフと勇壮なメロディが、鋼鉄魂を熱く高揚させてくれますよね。ヨアキム・カンスのハイトーン過ぎないミッドレンジを生かしたヴォーカルと、オーソドックスな定石で攻めてくるのギターワークが、いい塩梅ですね〜。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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