※まさにHM/HRの黄金時代、80年代を彩った楽曲を振り返ります!
カナダのハード・ロック・ギタリスト、フランク・マリノ(Frank Marino)が、1981年にリリースした2枚目のアルバム『The Power of Rock and Roll』の8曲目に収録。
ギブソンSGを愛器に仙人のような風貌で、ジミヘンが降臨したかの如きギタープレイを轟かせた伝説のギタリスト、フランク・マリノ。通好みな存在で根強いファンも多く、筆者も大好きなんですが、ここ日本ではフランクが率いたマホガニー・ラッシュの「World Anthem」を、X-JAPANがライヴのSEで使ったことでも、よく知られていますね。
そのマホガニー・ラッシュ名義で70年代に残した数々の作品が、とりわけ必聴作として挙げられますし異論はないものの、個人的には80年代に入ってソロ名義で出した『The Power of Rock and Roll』と『Juggernaunt』が、フェイバリットかもしれません。
とりわけメタル色の強い『Juggernaunt』は、タイトル曲をハロウィンがカヴァーするなど、真に名盤と呼べる1枚なのに、残念ながらストリーミング解禁がまだですね。。ということで代替案として(笑)、もう1枚の中から必殺チューン「Ain't Dead Yet」を今回はピックアップしてみました!
アルバムのタイトル通りロックンロール調の楽曲が多い中で、ラストに収録された「Ain't Dead Yet」は、アップテンポのスリリングなハード・ロックに乗せて、とにかくこれでもかと縦横無尽に弾きまくるフランクのギターが、許してくれ〜と言わんばかりに、お腹いっぱい堪能できます!もう、ソロとかバッキングとか関係なく、歌の間も全部ギター(笑)。ジャケのイラストのイメージそのまんまですね〜。
それにしても、もしジミヘンが生きていてヘヴィ・メタルっぽい音楽をやってくれていたら、フランク・マリノのようなプレイ奏でていたのでは?と妄想せずにはいられません。そのくらい素晴らしいプレイがてんこ盛りですよ!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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