※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル系を紹介していきます。
アメリカのハード・ロック・バンド、 タイケット(TYKETTO)が、1991年にリリースした1枚目のアルバム『Don't Come Easy』の1曲目に収録。
タイケットの作品は、近年のモノのみストリーミングにアップされていましたけど、最近になってようやく代表作がストリーミング解禁されましたので、記念にご紹介します〜。待ちわびた理由は、タイケットといえばコレ!という圧倒的な1枚というだけでなく、今回ピックアップした圧倒的な1曲「Forever Young」が収録されているからですね。
普通のバンドなら、数曲代表的な曲が浮かんでくるか、もしくは圧倒的な曲がないか、のパターンが多いと思いますけど、タイケットの場合「Forever Young」のインパクトがあり過ぎるレアなパターンといえますね。正確にはメロハー風味の2曲目「Wings」がかなりの良曲ですが、アルバムの他の楽曲が全く浮かんできません。。。
当時の日本盤CDのライナー原稿でも、「Forever Young」はいい曲だ〜、というのが何回も書かれていて、アルバムの評価というより、楽曲に対しての絶賛の嵐に、終始している内容だったのが面白かったですね(笑)。
まあ、それだけ「Forever Young」が、後世に残る素晴らしい楽曲であるのは間違いありません。メタルらしいエッジの効いたリフに絡み合う、輪郭のくっきりした哀感を漂わせたメロディ、伸びやかな泣きのリードギター、そしてタイトルとメロディが完璧にマッチして、耳に残って離れないフックを極めたサビ、と全ての要素が奇跡的なバランスで共存しています。
これだけの名曲を生み出したタイケットは、たとえ一発屋ならぬ”1曲屋”であっても、評価されるべきバンドだと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!
CDはこちら