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【楽曲紹介】 ジョー・リン・ターナー(Joe Lynn Turner)「Young Hearts」

※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます。

 

アメリカのハード・ロック・シンガー、ジョー・リン・ターナー(Joe Lynn Turner)が、1985年にリリースした1枚目のソロアルバム『Rescue You』の2曲目に収録。

 

レインボー解散後、ジョーのソロキャリアのスタートを飾った記念すべき作品が、この『Rescue You』でした。ロニー時代の様式美ハード・ロック路線から、アメリカ市場を見据えた大衆路線へとシフトしたレインボーで、シンガーの大役を務め上げたジョーですが、このソロ作では、時に”フォリナーみたい”と称された後期レインボーの方向性を、さらにポップに突き詰めた作風になっています。

 

興味深いのは、その本家フォリナーでキーボードを務めたアラン・グリーンウッドが、曲作りも含め全面協力していることです。ジョーとの相性も良く、メロハー、産業ロック路線のサウンドを創ってきた第一人者だけに、流石のクオリティを誇っていますね。プロデュースはクイーンでお馴染みの名手、ロイ・トーマス・ベイカー、ドラムはレインボーの盟友、チャック・バーギーが参加しています。

 

今回ピックアップした「Young Hearts」は、アランのノスタルジックなシンセの響きと優しいメロディラインが心に染み入る、ジョーのキャリア随一のポップフィーリングを存分に堪能できるナンバーです!こうした楽曲においても、ただ甘くならずに聴き応えたっぷりなのは、ジョーのソウルフルで味わいのある声質と歌唱によるところが大きいでしょう。

 

セールス的な観点で言うと、正直言って日米で成功を収めたとは言い難い『Rescue You』ですが、本作で聴ける路線が一番ジョーにハマっているのは疑いないですし、レインボーのアメリカでの一定の成功における、ジョーの貢献度の高さを改めて感じますね!

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Young Hearts

Young Hearts

  • provided courtesy of iTunes

 

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