※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
アメリカのメロディアス・ハード・ロック ・プロジェクト、サンストーム / フィーチャリング・ジョー・リン・ターナー(SUNSTORM / Featuring Joe Lynn Turner )が、2006年にリリースした1枚目のアルバム『Sunstorm』の2曲目に収録。
数多のフロンティアーズ関連のプロジェクトの中でも、長きに渡って継続している数少ない例のひとつがサンストームです。目下の最新アルバムは2022年の6枚目までリリースされていますね。
当初はジョー・リン・ターナーとジム・ピートリックを中心にデニス・ワードのプロデュースという布陣でしたが、4枚目からフロンティアーズお抱えでお馴染みのアレッサンドロ・デル・ヴェッキオが参加。
さらには5枚目からロニー・ロメオにシンガーが交代し、当初のメロハー系のスーパー・プロジェクトから、メロハー要素を残しつつ、よりハード&メタルな要素も加えたプロジェクトへと形を変えていき、、個人的には魅力が半減してしまいました。
元々はジョーが1985年にリリースしたソロ作『Rescue You』の、次作となる幻のデモをフロンティアーズが入手したのが始まりでしたね。
その音源に入っていたジョーの楽曲に、ジムの楽曲を加えて、レコーディングをイチから行い完成させたのが本デビュー作でした。
ジョーやジムのように素晴らしい才能溢れるアーティストがタッグを組んでも、必ずしも素晴らしい作品が生まれるとは限らないでしょうが、この二人の組み合わせは見事にハマってますね!
どんな楽曲を歌っても様になるジョーですけど、個人的にはメロディアスなハード・ロックが一番しっくりきます。そこにメロディアス・ロックのライターとして天下一品のジムが楽曲ですから、1+1が2どころか、3にも4にもなる相乗効果が生まれているように感じられるでしょう。
良質な楽曲がたっぷり詰まっていますが、今回ピックアップした「Fame & Fortune」は、ボン・ジョヴィの「She Don't Know Me」をいやが応にも彷彿させる、キャッチーなメロディとアレンジが爽快なメロディアス・ハード・ロック・チューンです!
突き抜けるようなメジャー感を持った楽曲ですけど、憂いを秘めたジョーが歌うこそ、単なるポップな産業ロックに止まらず深みを持って響いてきますね!
ぜひ、一度聴いてみてください!