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【楽曲紹介】 リオ(RIO)「I Don't Wanna Be The Fool」

※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!

 

イギリスのメロディアス・ハード・デュオ、  リオ(RIOが、1985年にリリースした1枚目のアルバム『Borderland』の1曲目に収録。

 

ジャケットに写ったジョン・ニール(Vo,G)とスティーヴ・ロッドフォード(B,Key,Ds)の二人組によるリオ。思わずデュラン・デュランの大ヒットアルバムのタイトルを想起してしまうデュオ名ですけど、その音楽性はデュラン・デュランとは異なるものの、確かにハードながら80sの洋楽ライクなポップテイストも感じられる作風になっています。

 

当時ビクターから日本盤が発売されたわりには、話題になることもなく知る人ぞ知る存在になっていますが、メロハーファンの間では隠れた名盤のひとつとして、愛聴されているように思えます。こうした作品までストリーミングで気軽に聴けるのは嬉しいことですね〜。

 

ロディアスで粒揃いな楽曲がズラリと並ぶ中で、今回ピックアップした「I Don't Wanna Be The Fool」は、アルバムのオープニングを飾る、本国ではシングルにもなったキラーなハード・ポップ・チューンです!

 

キャッチーで希望を感じさせる美戦慄とキラキラ明るいフィーリングを醸し出しながらも、どこか憂いを秘めた哀愁を漂わせているのは、イギリスのメロハー系ならではの個性ですね。フックの強い分厚いコーラスワークも含め、心に染み入る佳曲に仕上がっています。

 

それにしても、当時の日本盤の帯キャッチが「86年ロックシーンにさわやか革命」って、なんだかヤバイですね(笑)。一般の洋楽ロックファンにはちょっとハードすぎるけど、HM/HRファンにはソフト過ぎる。。作品の質は高いものの、シーンにおける立ち位置や売り出し方が難しかったことが、ヒットに繋がらなかった要因のひとつかもしれません。

 

ちなみにストリーミングは再発のCDを元にしており、6曲目がシングルのカップリング曲に入れ替わり、7曲目以降が1曲ずつずれて、最後のアルバムタイトル曲がカットされているので要注意です!

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

 

I Don't Wanna Be The Fool

I Don't Wanna Be The Fool

  • Rio
  • ロック
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes