※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
イギリスのメロディアス・ハード・ロック・バンド、 ライオンハート(LIONHEART)が、1984年にリリースした1枚目のアルバム『Hot Tonight』の2曲目に収録。
今週は、アイアン・メイデンの最新作『Senjutsu』の発売にちなんで、メイデンに関連した楽曲を取り上げています。
メイデン関連は昨日で終わりにしようかなあと思っていたんですが、元メイデンではポール・ディアノのディアノ、クライヴ・バーのストレイタスをすでに紹介したので、もう1つ忘れてはいけないでしょう〜。ということで、メイデンからのメロハーへ転生パターン(笑)として、デニス・ストラットンのライオンハートもご紹介します!
デニスの場合も、当時メイデンのイメージで新バンドを待っていたので、デビューLPを聴いた時の驚きは相当でした。キーボードをふんだんにフューチャーしたまさかのハード・ポップ、メロハー的なサウンドを標榜していて、ジャケットのデザインも改めて見ると、西海岸のAORか日本のシティポップみたいなお洒落テイストですよね〜。
肝心な楽曲の質は申し分なく、付け焼き刃で売れ線狙いしたようには全く聴こえませんでした。本格的にこういったタイプの音楽性を、デニスが指向していたのはよく理解できましたね。プロデュースは産業ロック、メロハー系が得意なケヴィン・ビーミッシュと、プロダクションも良好な仕上がりとなっています。
ということで、アルバムをストリーミングで聴こうとしたら、まだ解禁されてませんでした(汗)。紙ジャケ再発はされてますけど、当時の日本ではメジャーからのリリースでしたし、権利関係がクリアでないのかもですね。約30年ぶりに復活後の作品はストリーミング解禁しており、復活2作目が中々の出来でしたけど、思い入れは『Hot Tonight』には勝てず。。
迷った末、NWOBHM10周年を記念し、プレイング・マンティスとともに、90年に来日した際のライヴ盤に、タイトル曲の「Hot Tonight」が演奏されていたので、今回はこちらをピックアップしてみました!
これがなかなかの珍カヴァーでして(笑)。一緒に帯同したポール・ディアノが歌ってるんですけど、いつもの調子でシャウト気味にがなってて、メロディアスな楽曲が台無しに(汗)。なんかディアノが演奏するライオンハート(ややこしい笑)みたいに聴こえます。
オリジナルには、シンセがキラキラ入ってますし、メロハー、ハード・ポップ的なテイストがしっかり感じられるんですけど、こちらはワイルドで異質なヴァージョンです。まあ、ステージ上の楽しそうな雰囲気が伝わってくるのはいいですよね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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