※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル系を紹介していきます。
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、スキッド・ロウ(SKID ROW)が、1989年にリリースした1枚目のアルバム『Skid Row』の 3曲目に収録。
スキッド・ロウに関しても、80sの他のバンド同様に、オルタナ・グランジの影響を受けた作品を、以前駄盤括りで紹介してしまったので、今回は違う楽曲を取り上げてみたいと思います!
80sメタル全盛期における最後の大物として、スキッド・ロウに対するデビュー時の期待感、大物感は当、時かなり大きかったですよね。日本でのツアーの記録を振り返ってみても、かなり大きな会場でがんがんライヴをやってますし、アルバムもかなりのセールスを記録したことでしょう。
やはり、日本で大人気の”ボン・ジョヴィの弟分”として、売り出した影響が大きかった気がします。ただし、実際のスキッズの音楽性にしても、バズのキャラクターにしても、ボン・ジョヴィに比べるともっと荒々しく、十分メタルと呼べる類のものでした。ルックスの良さなどからも、当初抱いたイメージとのギャップはありましたね。
今回ピックアップした「Can't Stand the Heartache」は、スキッズの他の楽曲とはちょっと毛色が違う、ポップなフィーリングを感じさせてくれる楽曲です!イントロから炸裂するサビのコーラスはフック満点ですし、明るくポジティヴな曲調で楽しませてくれます。ある意味、ボン・ジョヴィの弟分的な雰囲気がここでは感じられるでしょう。
ポップといってもバズのワイルドなヴォーカルのおかげで、決して甘くなり過ぎず、エナジーに溢れているのがいいですし、こうしたタイプの楽曲も、もっと聴きたかったなあと思いますね。「Youth Gone Wild」をはじめ、有名曲に隠れて目立たないかもしれないですが、隠れた佳曲といってもいいでしょう!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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