※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、ジューダス・プリースト(JUDAS PRIEST)が、1984年にリリースした9枚目のアルバム『Defenders of the Faith』の3曲目に収録。
発売された50周年記念アルバムにちなんで、今週は個人的にリアルタイムで聴いてきた80年代以降のジューダスのアルバムから、有名曲以外を1曲ずつ選んでいます!
前作『Screaming for Vengeance』で、ジューダスにとって究極の作品を世に送り出したと思いきや、追い討ちをかけるように、わずか2年足らずで同レベルの作品を仕上げてきたのには驚かされましたね。
ジャケットに描かれ巨大なステージセットにも登場したメタリアン、重厚感の塊りの如き音作りと、徹頭徹尾、鋼鉄神であることに拘った作風は、純粋にメタル度の高さで言うと、ジューダス史上でもトップクラスのアルバムでしょう。
80年代のメタルブームの真っ只中でしたし、多くのメタルファンが相当な回数聴いてきたと想像しますけど、人気曲「Freewheel Burning」「The Sentinel」あたりの印象が、何と言ってもかなり強いのではないでしょうか。
そんな中で今回ピックアップした「Rock Hard Ride Free」も、ジューダス史に残る負けじ劣らぬ佳曲です!硬派で正統なミドルテンポのメタルチューンに織り込まれた、扇情的で哀愁を帯びた旋律の乱舞に、心を動かされずにいられません。
イントロのスコーピオンズ的な泣きのギター1発で、もうやられてしまいますが、ロブが抑揚を効かせたハイトーンで絶唱する明瞭なメロディには、聴き入ってしまいますね。サビはシンガロング必至ですし、堂々としたコード進行がひたすらクールです。大英帝国の威厳もじわじわと感じさせる、もっと評価されていい楽曲だと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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