※まさにHM/HRの黄金時代、80年代を彩った楽曲を振り返ります!
イギリスのハード・ロック・バンド、 レイジ(RAGE)が、1982年にリリースした2枚目のアルバム『Nice'N'Dirty』の6曲目に収録。
ドイツの間違いではありません(笑)。ピーヴィー率いるレイジとは全く別の、イギリスはリヴァプール出身のバンドで、誕生はこちらの方がむしろ先ですね。70年代にナッズとして活動していたメンバーが中心となっています。
活動時期からNWOBHMの残党としても捉えられるでしょうけど、サウンドの方向性もドイツのレイジとは全く異なり、AC/DC風味の縦ノリハード・ロックを軸に、比較的メロディアスな要素も付加されているのが特徴です。
こちらのレイジをなぜ紹介したのかというと、当時ラジオでたまたまオンエアされて、なんとなくずっと記憶に残っていた楽曲がありまして、、それが今回ピックアップした「Long Way from Home」です!
なんの変哲も無い、やはりAC/DCっぽい縦ノリのハード・ロックンロールですけど、サビが突然キャッチーに展開してくれるので、妙に耳を引かれるんですよね〜。ノリが良くて、BGMで聴けば色々と作業効率が捗りそうです(笑)。
あまり知られてない方のレイジですけど、海外のレーベルがサクソンなどをリリースしていたカレアで、そのおかげで当時日本盤のLPがワーナーから発売されていました。だから、プロモーションの一環でラジオでもオンエアされたのでしょう。
あと、見れば一発で納得ですが、このアルバム最大のセールスポイントは、二人の美女による素晴らしい写真が拝める、色んな意味でスレスレのジャケットかもしれません(笑)。80年代の数多のHM/HR作品の中でも、10指に入れたいですね〜。
それにしても日本盤の邦題が「危険な蜜」って、、ジャケットを眺めながら妄想で考えたんでしょうか(笑)
ぜひ、一度聴いてみてください!