※これぞ80ｓ！のイメージなヘア／グラム／LAメタル系を紹介していきます。
スウェーデンのハード・ロック・バンド、バイ・バング（BAI BANG）が、1991年にリリースした2枚目のアルバム『Cop to Con』の1曲目に収録。
80sメタル、とりわけメロディ愛好家にとって暗黒の時代となった90年代、日本のHM/HRファンに一筋の光を与えてくれた伝説のレーベルが、ゼロ・コーポレーションでしたね。
良い意味で時代錯誤も甚だしい、メロディアスなハード・ロック系を中心に次々とリリース。中にはちょっとアレなクオリティの作品も散見されましたけど（汗）、10年程の間に量産されたリリース作の多くを購入してきたので、結構売り上げに貢献したと思います（笑）。
そんなゼロ・コーポレーションが放った第一弾作品が、このバイ・バングの『Cop to Con』でした。やはり始まりの1枚だっただけに、バンド名やアルバムタイトルはかなり記憶してます。ただし、まだ発展途上のバンドで、収録曲はいまひとつ印象に残らず（汗）。。。
今回ピックアップしたオープニングのタイトル曲「Cop to Con」だけは、いまだにはっきり覚えています！ストリーミングでアルバムがないなあ、、とがっかりしてたんですけど、よ〜く検索するとベスト作で聴けるのを発見し、ホント超久しぶりに耳にして、懐かしさで思わず嬉しくなってしまいました（笑）。
この曲の構成が実に変わっていて、Aメロ〜Bメロと、どちらかといえばヘアメタル系のサウンドなんですが、サビになると突如として、北欧メロハーっぽい雰囲気になるんですね。そして最後はAメロのバッキングのまま、強引にサビメロを絡ませるアレンジが、なんとも面白いですね〜。
正直、バイ・バングの動向をその後追った事は全くなかったんですけど（笑）、2000年代に入り近年までアルバムを量産していて、ストリーミングで辿っていくと、これが悪くないというか、結構いいじゃないですか！このヘア・メタル感と、北欧メロハー感の交錯具合が絶妙で、楽曲やパフォーマンスのクオリティも年々上がっているのには驚きです。
ウィグ・アム辺りが好きな人にはドンピシャでしょうけど、バイ・バングの方がこうした方向性の標榜は早かったですからね。ゼロ・コーポレーションには先見の明があったという証でしょう！
ぜひ、一度聴いてみてください！
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