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【楽曲紹介】レイヴン(RAVEN)「Mind Over Metal」

※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!

 

イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、 レイヴン(RAVENが、1983年にリリースした3枚目のアルバム『All For One』の 2曲目に収録。

 

レイヴンは以前に駄盤括りで紹介してしまったので、今回はメタルタイトル括りで行って見ましょう〜。

NWOBHMが衰退していく中、元気印(死語?)全開の爆走サウンドで、マニアに熱い支持を受けた『Wiped Out』に続くのが、本作でしたね。

 

期待も大きかったわけですが、漆黒の闇にサーベルを持った腕3本という絵面のジャケを最初見たとき、なんか怖わ〜と感じたものです。おそらくタイガージェットシン辺りを連想したのでしょう(笑)。日本盤がFEMSからの発売だったのも、恐怖を増長させたのかもしれません(笑)。

 

そのダークなイメージ通りというか、前作のように迸るエナジーだけでグイグイ押し切るのではなく、緩急をつけたメタルを披露しており、1段階レベルが上がった印象を受けますね〜。

 

1曲目からしてミッドテンポですし、その一方で初めて”アスレティックロック”のワードがここで登場したりと、バンドのアイデンティティを確立させ、バランスのとれた最高傑作に上げてもいいひとつと言えるでしょう。

 

今回メタルタイトルでピックアップした「Mind Over Metal」は、ブチギレたエナジーと絶妙にドライヴしまくるリズム、そしてトリオとは思えない重厚感を絶妙にブレンドさせた強力なヘヴィ・メタル・チューンです!

 

ライヴではメチャクチャ盛り上がりますし、レイヴンの数ある佳曲の中でも人気があるなあという印象があったんですけど、実際にSpoftifyの再生回数を見ると他の曲とは一桁違ってて、意外にも圧倒的でした。

 

それにしても当時の某ミュージックライフ(笑)のディスクレビューで某氏が、こんなの家庭内暴力のBGMだ〜と、最大限の酷評を書いたのは有名な話ですけど、一体どこを聴いていたんでしょうか。。まあ、今の時代ならストリーミングで聴いて自分でレビューできますから、的外れなのがバレてしまうでしょうね。

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Mind over Metal

Mind over Metal