※これぞ80ｓ！のイメージなヘア／グラム／LAメタル系を紹介していきます。
アメリカのハード・ロック・バンド、マックイーン・ストリート（MCQUEEN STREET）が、1991年にリリースした1枚目のアルバム『McQueen Street 』の9曲目に収録。
南部アラバマ州出身で87年に結成されたマックイーン・ストリートは、当初KLASSという名でライヴ活動を行い、90年代に入りようやくレコードディールを獲得したバンドです。マックイーン・ストリートというバンド名は、中心メンバーのデレク・ウェルシュ（Vo）のスタジオ近くの通りの名称からつけられたようです。
セルフタイトルのデビュー作は、名手トム・ワーマンがプロデュースし、日本でも東芝EMIから日本盤が発売されました。その後権利関係が移っているので、今年の3月にユニバーサルから1000円の廉価盤が発売されています。それにしても、このM字開脚のジャケ写は、なかなかのインパクトですね〜（笑）。
サウンドの方向性としては、典型的な80s風味のヘア・メタル、スリージー・ハード・ロック系の楽曲が並んでいますけど、トムがプロデュースしただけあり、プロダクションもメジャー感に溢れた良好なものになっています。
MTVでのMVのオンエアや、全米各地で有名バンドとのライヴも積極的に行いましたが、いかんせん時代はバッドタイミングでオルタナ・グランジ渦へ突入。。結局、完成したセカンドアルバムの発売もお蔵入りになってしまい、2003年にようやく陽の目を見ました。
今回ピックアップした「Two Worlds」は、フックのあるメロディやカッチリしたメタル風味が、もっとも80sの匂いを漂わせる、良質なハード・ロック・チューンです！
この曲だけちょっとテイストが違うなあ〜と思っていたら、作曲がスティーヴ・スティーヴンスだったんですね〜。しかもギターソロでも参加しており、我関せずにピロピロとカッコよく弾きまくるスティーヴのギタープレイが楽しめます！
2020年には突如新曲が発表されていて、こちらも全てストリーミングで聴くことが可能です。
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