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【楽曲紹介】ベリンダ・カーライル(Belinda Carlisle)「Heaven Is a Place on Earth」

※80sを象徴する音楽、産業ロックのあれこれを紹介していきます!

 

アメリカの女性ロック・シンガー、ベリンダ・カーライル(Belinda Carlisle)が、1987年にリリースした2枚目のアルバム『Heaven on Earthの1曲目に収録。

 

80年代におけるボン・ジョヴィの快進撃は、今振り返ってもブームを超えて現象と呼べるものでしたが、一気に音楽シーンのメインストリームに踊り出ただけに、その影響力はHM/HRにとどまらず、計り知れないものがありました。

 

『Slippery When Wet』のメガヒット以降、右を見ても左を見ても、ボン・ジョヴィに似てるやん!というアーティストや楽曲が次々に生み出されていきました。その極めつけに感じたのが、今回ピックアップした80sの洋楽を代表する超有名曲のひとつHeaven Is a Place on Earthです!

 

街中かラジオで当時初めて耳にした時、ついに女性版のボン・ジョヴィが登場したか〜と本気で思いましたからね(笑)。いきなりアカペラコーラスの強烈なフックを放つサビから始まる構成からして、ボン・ジョヴィの「You Give Love A Bad Name」を想起しない人はいないでしょう〜。

 

程よくディストーションギターが効いたハード・ポップテイスト、キャッチー極まりないメロディを始め、全てがメタル野郎の耳にも馴染みが良く(笑)、むしろ本家を超えた神曲じゃないの?とちょっとだけ感じました(汗)。

 

ダメ押しのごとくボン・ジョヴィの得意技、後半のサビの転調まで炸裂し、いやあ本当に恐れ入りました〜。実は歌ってるのがゴーゴーズのシンガーだったベリンダ・カーライルだと聴いた後で知って二度びっくり。ゴーゴーズの60sロックンロールテイストとはあまりに違いますからね。

 

売れるためとはいえ、ちょっと複雑な気持ちになりましたけど、単純に本当にいい曲なので、万人に受け入れられて全米1位まで獲得。ビジネス的にも本家を超えてしまったパターンとなりました。

 

それゆえかボン・ジョヴィ側がベリンダに対し、パクるんじゃねえ〜!などとお怒りだったという話題が出たりしましたけど、ボン・ジョヴィの方も実際のところデズモンド・チャイルドが関与した楽曲ですしね。それだけの影響を与える存在になったという名誉の証とも言えるでしょう〜。

 

改めてストリーミングで2曲並べて聴くと、やっぱり面白いので試してほしいです(笑)。

 

ぜひ、一度聴いてみてください!  

Heaven Is a Place On Earth

Heaven Is a Place On Earth

  • ベリンダ・カーライル
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes