※これぞ80ｓ！のイメージなヘア／グラム／LAメタル／R&R系を紹介していきます。
アメリカのハード・ロック・バンド、フリーク・オブ・ネイチャー（FREAK OF NATURE）が、1993年にリリースした1枚目のアルバム『Freak of Nature』の3曲目に収録。
ホワイト・ライオンのフロントマンとして80sのHM/HRシーンで活躍したマイク・トランプが、その解散後に結成したバンドがフリーク・オブ・ネイチャーでしたね。ホワイト・ライオンに関しては以前1曲ご紹介していて、筆者の大好きなバンドなんですが、ここでも書いたように、音源のイメージで意気込んで参戦した来日公演の出来が余りにしょっぱく、、、
一気に興味がトーンダウンしてしまいました。とりわけマイクのヴォーカルパフォーマンスに強く失望させられた苦い経験もあり（汗）、マイクが新バンド結成！と言われても、ふ～んそうなんだ～、ぐらいの感想で、ほとんど興味をそそられなかったのも事実です。
そんなこんなで、フリーク・オブ・ネイチャーを当時ほとんどまともに聴いていなかったんですけど、今改めて聴いてみると、意外と悪くないんですね～。93年という時代もあり、さすがにオルタナっぽい影響も現れてますし、2枚目、3枚目は個人的にかなり厳しいものの、デビュー作はまだ80sの名残を感じさせるサウンドが随所に見受けられます。
マイク以外のメンバーに、元ライオンのジェリー・ベスト（B）や元ハウス・オブ・ローズのデニス・チック（G）辺りもいますし、彼らがクリエイトしてきた音楽を考えると、80s風味が自然と醸し出されるのは当然かもしれませんね。
今回ピックアップした「Rescue Me」は、シングルカットもされており、ホワイト・ライオンを彷彿とさせるキャッチーなメロディと、ジャングルビート的なリズムが躍動するハード・ロック・チューンです！
ライヴではアレなんですけど（汗）、こうして音源で聴くと声質も好みですし、この独特の卓越したメロディセンスはホント別人のように素晴らしいんですよね～。今も精力的にソロ活動を続けるマイクですが、息の長い活動を支える根源は、この唯一無二の甘くハスキーなヴォイスであるのは間違いないでしょう。
ぜひ、一度聴いてみてください！
- provided courtesy of iTunes
